社長の日記「つみかさね」

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2013年04月30日

姫路別所店の最初の1ヶ月

おはようございます、4月も最終日です。明日からうちの会社は待ちに待ったGW(店は開いていますよ)、今日頑張れば明日から休みですね。とにかく最終日、朝から気合い入っています。


雨ですね。姫路別所店に来ているんですが、この雨に今月最初のオープンを思い出します。

風も台風かと思うくらいきつかったです。

でもそんななかとてもたくさんのお客様がご来店くださいました。

いろんな方々のご協力、ご支援で新店舗をだすことができました。

まだまだ1ヶ月目ですが、おかげさまで4月は目標受注額を達成することができました。

本当にありがたいことだと思っています。

新しいものや、新しいこと、これからもどんどん出していくつもりです。

写真 のコピー.JPG


写真の右の方ですが、店長の平本がゴミを出しに行っていました。

だから姫路別所店は良いスタートをきれたのだとも感じました。






posted by orangeknight at 08:21

2013年04月28日

新聞記事から組織論学ぶ

今日の日経新聞の15面に面白い記事が載っていました。

組織論について現在常に考えているので、この記事にとても感銘を受けましたのでご紹介します。

写真 のコピー.JPG


記事からそのまま

イソップ童話「アリとキリギリス」で描かれているようにアリは働き者だ。しかし、北海道大学の長谷川英祐准教授らは、働くアリばかりを集めると必ず働かないアリが出てくる現象を実験で立証した。

働かないアリがいるから、不測の事態に対応できるとみている。

グローバル競争に負けじと効率性ばかりを追求する人間社会だが、アリ社会に潜む巧妙さに見習うべき点があるかもしれない。

実験では体調1㌢弱のシワクシケアリ150匹を採ってきて、頭、胸、腹の3カ所をそれぞれ10色で色分けし識別した。

石こうで巣穴を作ったプラスチック製の水槽に入れて、顕微鏡で毎日定期的に何をしているのかを約1ヶ月間観察し、1匹につき72回分の行動をチェックした。

幼虫や卵の世話、掃除など他のメンバーに役立つ作業を労働とみなし、じっとしていたり体をなめたりといった自分のための行動は非労働とみなした。

労働が7回以下の働かないアリが約10%、28回以上のよく働くアリも約10%いた。残りは普通に働いていた。

働きアリのなかにも働かないアリがいるのは、これまでにも知られていた。

働きはじめるための刺激の感度(反応いき値)が個体ごとに違うとされるからだ。

今回の研究がユニークなのは、働くアリだけを集めて飼育し観察したところ、ほとんど働かないアリが10%の割合で出てくることを突き止めたからだ。

長谷川准教授は「どんな集団にしても反応いき値のばらつきがあり、いき値の低い「働き者」が先に働き出し、結果的に「怠け者」が出てきてしまう」と語る。

しかし、働かないアリは何も怠けて働かないわけではない。

周りに働いているアリがいなければ働くし、働くアリと働かないアリで大きな能力の差があるわけではないことは実験でも証明済みだ。

ではなぜ、必ず一定の割合で働かないアリが存在するのか。

長谷川准教授は生き物も疲れる点に着目した。

「疲れて働けなくなったアリが出て来た時に、代わりに働くためではないか」との仮説をたてた。

本来、全員で一斉に働くほうがえさを多くとることができるし、巣の中もきれいになる。

卵もたくさん育てられるはずだ。だが、現実のアリ社会はそう単純ではない。

もし、全員が猛烈に働き疲れ果ててしまうと、突然巣に敵が侵入してくるなどの不測の事態が起きたとき誰も戦えず、巣は滅びてしまう。

世代を超えて巣を守り続けるには、絶滅リスクの回避を最優先して「あえて効率の低い仕組みを採用している」(長谷川准教授)。

この仮説が正しいかどうか、コンピューターでシュミレーションをした。

反応いき値が全て同じ個体で仕事があれば一斉に働く集団と、反応いき値にばらつきがあり働かない個体がいる集団を作り、集団の存続期間を調べた。

単位時間あたりの仕事量は常に一斉に働く集団のほうが高かったが、仕事が一定の期間以上処理されないと巣は滅びるという条件を加えたところ、働かない個体がいるほうが集団は平均して長く存続した。

長谷川准教授は「感度がばらばらで多様性がある集団は有事にも強く、巣を長く存続させるために重要な戦略となっているのではないか」と解説する。

今回の研究内容はアリ社会に限る話で、人間社会にすぐに役に立つ研究ではないが、成果を公表して以来、長谷川准教授は企業の経営者や管理者向けのセミナーに引っ張りだこだ。

人事、組織論に詳しい一橋大学の守島基博教授は「ある程度余裕をもって多様な人材を確保しておくと会社が長続きすると言われる方が、経営者はホッとするのだろう」と語る。

変化に対応するためには余分な経営資源や人材が必要とする考え方は、組織論の研究からも裏付けられている。

ただ、バブル崩壊後の「失われた20年」で、日本の経営者は経費削減やリストラに明け暮れてきた。

効率重視の会社や社会の限界をなんとなく感じる人は多い。

アリ社会はそんな人々の心をとれえているのかもしれない。     

(西村絵)


という記事です。

いかがでしょうか?何か考えさせられる内容ではありませんか。


僕は異動とか部署の配置を考えるとき、バランスを考えず、あえて凸凹のメンバーでさせるように意識しています。

やりやすさは考えないようにしています。

不思議なことにしなければいけない立場、境遇になれば人はするものだと思います。

そこで新しい世界が新たに築かれると思います。

姫路別所店のメンバーもそうやって凸凹メンバーで構成しました。

凸凹が数週間でなじんできているのが分かります。

組織論って深いものですね。そして、もっと勉強していきたいと思います。














posted by orangeknight at 14:04

2013年04月27日

ゴミ置き場に関する私見

これも持論なのですが、うちのような仕事をしていると当然ながら家の中を解体したゴミがでます。

そのゴミは直接産廃業者が持って帰ってくれる場合と、各おうちの庭にバッカンと呼ばれる大きな鉄製のゴミ箱を設置する場合の他に、うちの所有する土地にいくつものバッカンを置いて、そこにしばらく各現場から引き上げてきたゴミを仮置きし、各箱がいっぱいになったら業者に入れ替えてもらうような場合とがあります。

一番最後のような場合についてなんですが、うちの所有する土地はそれをふまえて購入したんですが、両サイドは畑、北は道路で南は4車線ある国道250号です。決して閑静な住宅地ではないと認識しています。

そこに最近子どもが入ってよく遊んでいるらしいんです。

そのことに対してどう思いますか?と問われたら、僕は「子どもなのでいいんじゃないですか」というのが素直な意見です。

それを警察に通報してくださる方もちらほらおられ、近所の目も行き届いているなと感心はしますが、それに対して「子どもが入れないように柵をして」とか「ケガをしたら…」とか言われてもそれは会社の責任ではないと思いますし、そんなに危険なゴミを置いているわけではありませんのでそこまではと、思ってしまいます。

僕は思うんです。明らかに危険なものを放置しているのはその所有者に問題はあると思いますが、うちのゴミは木材の残り、石膏ボードやめくった床や壁の材木から古い便器や洗面台です。軽く侵入しがたいようにはしますが、そこは子どもなので悪い事もしたらいいんではないでしょうか。

もちろん僕はそこを荒らされたら叱ります。笑っておくはずもないですし「コラっちゃんと片付けんかっ!」と大きな声で怒鳴ります。

でも、子どもは懲りずに侵入して、何か良いものないかな〜って触るんですよ。古いソファや木の棒があったら子どもの頃僕はワクワクしました。

勝手に持って帰って他の場所に隠れ家みたいな「基地」を作り、友達と楽しく遊んだものです。

近所のおっさんに頭をどつかれた(痛かったですが、今思えば手加減してくれている強さです)こともありましたが、懲りずにまた次もとやっていました。

ゲームを家の中でしているんではないので、手も切る事もありましすしありました。

絶対安全か?と言われれば100%ではないと思いますが、道を歩いていてもケガをするときはします。

会社としての工事中の安全保持は責務ですが、それとは違うと考えます。

周囲は過保護になり過ぎです。そして、それの矛先が公共機関であったり会社、学校の先生などの文句を言いやすいところに向いています。

しかし、それは間違っていますよ。

僕は「自己責任」という言葉も好きではありませんが、なんでもかんでも人のせいにするのも違うと思います。

怒られて許される範囲なら悪いこともしたら良いですし、過保護になり、常に守ってあげなければという考えが日本を悪くしたのです。

親は子どもを叱り、叩いてください。それは体罰ではありません。

子どもは親の目を盗んでいたずらをしてください。

そして、痛いめをして限度を覚えていかないとまともな大人にはなれません。

警察曰く「関係者以外立ち入り禁止」みたいな看板をつけておいたら何かあった時の責任回避できますよとのこと。


彼らの立場も理解できますがその見解をしてしまったら終わりです。

我々一人一人が本当の無責任になってしまってはいけませんよね。






posted by orangeknight at 23:26
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