エニタイムの元社長が、ライフフィットの取締役に就くという記事を読んだ。
数週間前にも、メルセデスベンツ日本の元社長が、BMWジャパンの社長に就任したと新聞でみた。
いろんな考え方がでるところだなぁと感じる。
米国や海外ではあたりまえ。外資では普通でしょうと言われそうなこの移籍の問題。
私、このサラリーマン社長の移籍問題、良い印象は持っていません。
彼らはキャリアアップと考えているのでしょう。
でも、何かそんな人に対して「結局自分が一番じゃん。今まで言っていたことは何やったん」と感じてしまう自分がいる。
プロ経営者っていう言葉もいっとき流行った。
ローソンの社長からサントリーの社長みたいな。
よくわからない。
社長の仕事の1つは会社に利益を出すことであるが、それは目標であり、プロ経営者って、それが目的化しているようにしか感じない。
エニタイムの社内の情報はライフフィットにいかないはずが無いし、ベンツの社外秘は、このことでBMにダダ漏れする。
これがまかり通るなら、不正競争防止法って一体何なのだろう。
会社の社長って、いや、大企業の社長って、その会社を愛していないのかな。
私なら、ベンツの社長をしていたらベンツしか乗らないし、そのとき絶対に「BMよりベンツが良い!」と社員に伝え、士気を上げるだろう。
よって、後ろめたくてその後にBMの社長にはなれないなぁ。どうも引っかかる。
今どきではないと言われるかもしれないし、グローバルではないかもしれない。
でも、いくら考えてみても、社長は会社のことを一番愛していてほしいし、日本的な考え方を払拭できない自分がいる。
まぁ、私はそもそもグローバルという言葉、ニュアンスが嫌いだし。国以上に大きなアイデンティティーはない。
創業者が自分の会社から引退し、別の会社をまた創ったというのなら何の違和感もない。
例えそれが同業他社となっても、再チャレンジにしか感じない。
でも、プロか何か知らないが、サラリーマン社長が、また自分が創ったのではない他の会社の社長に移籍することには違和感しかないな。
そこに愛はあるんかと。
お金より大事なものはあるでと。
そして、あんたの正義はあるんやろけど、特に同業他社への移籍はやったらあかんことやでと。
とにかく社長から社長への移籍は疑問だ。
そんなふうに思うな。
後ろ足で砂をかける。
私の信条に反する最大レベル。
それが後ろ足で砂をかけるなのです。
「飯を食うためより大事なこと」って思ってます。