メールの返信って難しいものなんでしょうか。
メールの返信がきちんとできていないと人間的センスが問われます。
しかし、思えば昔は(ちょっと数年前ですが…)携帯など持っていなくて、僕らの高校時代はポケベルでした。
たしか姫路の(地元の人間は姫路駅周辺を姫路と言います(笑))ドコモの店に行ってレンタルで持っていました。
「センティーA」とかいう商品で、スマホの3分の1くらいの大きさだったような記憶があります。
元来は電話番号を送る目的の物だったそれが言葉を送れるということで大ヒットしたんですよね。
言葉と言っても番号を言葉として読む、例えば「何してる?」なら「724106」みたいなものでした。
公衆電話の前にはポケベルに送る数字をどれだけ連打するんですか!?というくらい高速で打つ女子がたくさんいました。
そこから始まり、やがては文字へ変換され、メールとなったと思うんですが、以前はメールは手の空いたときに見てもらう、言うならば電話というものが相手の世界に急に割り込むのに対して、メールは相手の日常を遮ることなく負担なく送信者からのメッセージを見る事ができるというツールでした。
現在はそうではなく、電話と同じくらいビジネスにおいてはスピードが求められるものに変貌しました。
相手のすぐ横にいても「今からメールで写真を送るから見て」と言い、2〜3秒後には相手のスマホやパソコンにはそれがある。
当然のようにそれを共有し、打合せをするのが日常。
以前はIT、ITと言っていましたがそれだけでなく現在はコミュニケーションのCが加わりICTと言います。
それだけ情報の伝達が主体だった例えばメールが、コミュニケーションの伝達というものも目的とするものに変わったのだと思います。
ここで僕が言いたいのは、そこでメールに求められるものがただの情報の伝達ではなく、コミュニケーションであるということです。
冒頭の「返信」に対して僕はよく会社の人間に注意します。
「返信しなさいよ!」と。
僕は高校生ではないんですから常に「返事まだかな〜」と待っているわけではありません。
毎日仕事のことでメールは数十件きますし、多いときは100を越えます。
情報だけのメールには返信はしませんが、コミュニケーションをともなうメールには僕は返信をしています。
情報のメールには返信をしないよ、と言っています。
それをしていたらずっとメールしないといけませんし、時間のロスだからです。
しかし、話みたいなメールには返信はしないと失礼です。
メールで一番大切なのは礼儀です。
全てそうですが、形ではなく礼儀です。
僕は一日の始まりは「おはようございます」と何時でも言うように社内で言っています。
だからメールにおいてもその社員と会っていない時は「おはようございます」と打つように言っています。
入れないといけない文字ではなく、礼儀です。
メールもそういう感覚でするのが僕は正しいと思います。
部下からメールがありました。
上司が返信します。
返信なし…。これで終わりは失礼だと特に幹部の者には厳しく言っています。
例えばメールで「頑張ってください!」と締められた上司からもメール。
返信しないということは口で「頑張ってください!」と言ってもらったのに無視していることになる。
これに気付かない人は意外と多い。
ここが大切なんです。
ここで「はい、ありがとうございます!」と返信するのが礼儀ですし、当然。
そしてメールのやりとりを相手、特に上司を最後に終わらせない人が優秀ですし、気遣いができる人だと僕は思います。
相手がお客様だったらどうでしょう。
相手のことを考えれば考えるほど、正解は礼儀を大切に考えれば答えがでると思います。
メールの返信。コミュニケーションの重要なツールとなったメールにおいて、特にビジネスでのメールにおいてはスピードよりも相手への礼儀、これを考えないといけないと思います。