今日、ある取引先の社長から電話があり「急やけど、7月で廃業しようと思うんや」と言われた。
別に業績が悪いからではない。年齢の問題である。
人間的にも好きですし、尊敬しているので寂しい気持ちにすごいなった。
またこうやって目上の人が1人減っていくんやなぁと。
困ったときは電話して、よく助けてもらったなぁと。
でも、運転しながら心を整理し、でもしかし、これっておめでたいことだと思いなおした。
会社をしている人はいっぱいいるが、こうやって、自分で終わりにしようって考え、そのタイミングで廃業できるって素晴らしいことである。
実際問題、今、私が廃業したいと思っても出来ないのが現実である。
従業員のことを考え、みんなが困らないように1〜2年で着地したとしても借金が残る。
あらゆる資産を売却しても、家もお金も全部無くなり、首をくくる必要があるのが正直なところだろう。
なので、歳だから廃業するって、それだけ健全な経営をされ、まわりに迷惑をかけない仕事をやってきたということだ。
電話では突然だったので寂しい会話になったから、まずはこのプラスの想いを伝えに行こうと思った。
最近、私、ワインにハマっているので、自分で飲むには高いから買わないけど、でも、まず、というか、プレのお祝いなので、そこまで高価ではないくらいのを酒屋で買って持参した。
喜んでくれて嬉しかった。
今ごろ飲んでくれているかなぁ。
家にいっぱいあるだろうから、そんなにすぐは飲まないか。
それにしても、私も48歳にもなってくると目上の人がどんどん減ってくる。
自分にブレーキをかけてくれる人。
あの人が言うのならと、自分のカッカしていた気持ちが瞬時におさまる人。
困ったとき、どうにかしてくれるだろうなと連想してしまう人。
「連れて行ってくださいね」と言える人。
これらの人は大切だなぁ。
まわりが年下ばかりだと自分が頑張らないといけない。頼りにされるし。
そうでなくても良い存在ってありがたいよな。
居るだけで良いみたいな年配の人は大切だ。
そんなふうに想う。
いつか私にもそんなときが来るんだろうな。
あの歳になって健康で、好きなことを毎日して、ニコニコしていられますよう、それには40代、50代がモノを言う。
きっとやってこられたはず。困難もいっぱいあったはず。
ますます頑張ろうと思う。見習って。