部下を持つ人が誰しも思うことでしょうが「伝わらないなあ」とご多分に漏れず僕もよく考えます。
いつも心の中では親は子のことを案じているものだが、子はそこまで親を想ってはいないものだ、いや親の心子知らずですし、親は子どものためなら死んでも良いと思いますが、子は親のためには死ねないし、それが親の願いでもあり、動物の種の保存の本能だと思っています。
例えが飛躍していますが、とにかく親(上司)とはそういうものだ。自分がしたくてしているのだ、相手のためにしているから良いのだと飲み込むように、そしてそれに対して諦めず、何度も何度も同じ事を言うのが大切だと思っています。
それに加え、今日、一つの考え方の発明をしました。
「何でだろうなあ」と考えている時にふと思ったんです。
ちょっと待てよと、何度も何度も言わないと伝わらない、どうしたら良いのかとこの考えさせられるということはありがたいなと思うに至ったんです。
何でもかんでも一回できちんと伝わり、実践する優秀な部下ばかりだと僕の能力が向上しない。
何回言ってもだめ、この事を達成できたらまた別のことが疎かになる人間がいるから、指示する僕がもっとどうしたら良いのかと考えることができる。
そして、その都度言い方ややり方を考え、改良し、人に合わせて伝え方を変えてきた。
現在それでも徹底はできませんが、少なくとも会社を始めた6年前から比べると使える人間の数や力量は当初のそれより大きくなっている。
ということは社員はもちろん職人、協力業者の皆さんに育ててもらっているのだという思考に至りました。
言っても無駄だと諦めてしまっていたら、何でも自分でしてしまっていたらその先は無かった。
そうか、育てているつもりが僕も育ててもらっていたのかと考えたら全く腹も立たなくなりましたし、むしろ感謝だなと笑いさえ自分の部屋で出てきました。
こういう考え方が正しいかどうかは分かりませんが、今日は発明をしました。
なかなか伝わらない時こそ勉強の機会をもらっているんですね。
笑いが出てきます。ありがたいことですね。やっぱりみんなで育っていました。