昨日は毎月行かせてもらっている大阪でのセミナーに参加しました。
もうすぐ一年になろうとしていますが毎回刺激を受け、また様々な知っておかなければならないと思われることを教えてもらっています。
今回のテーマは「給与」でした。
給与制度に正解は無いと言われていますが、これは本当に難しい問題であります。
僕を含め、ほとんどの経営者は社員にたくさんの給与を払いたいと考えています。
しかし、無尽蔵に利益もあがるわけではありませんし、上げるのは簡単ですが下げるのは容易ではないので仕組みを考え続けています。
固定費の多くを占める人件費、ここをきちんとしておかないと会社は存続できない。
最初の頃は全員の給与を合わせても月に100万円だったのが今では月にかるく1000万円を超します。
今、試行錯誤しながらきちんと存続可能な給与システムを構築しないと会社が破綻すると思います。破綻したらたくさんの人に迷惑をかける。
よく思うんですが、昔はもっと近くを見ていたなあ、でも今は常に全体を見ないといけないなあと、ことあるごとに感じます。
それはともかく、昨日学んだ中で自分の復習もかねて一つご紹介させて下さい。
皆さんはフレデリック・ハーズバーグの「動機づけー衛生理論」というものをご存知ですか。
僕は初めて知りました。
アメリカの心理学者で、経営学を教えていた教授らしいです。
二要因理論とも呼ばれるものらしく、人間には二種類の欲求があるらしいです。
一つは「苦痛や欠乏状態を避けたいという、動物としての低レベルな欲求」
もう一つは「精神的に成長したいという、人間としての高レベルな欲求」
この二つに互換性はなく、前者を「衛生要因」と言い、すなわち不満足要因。
後者を「動機づけ要因」と言い、これが満足要因となるものらしいです。
職場で考えると、給与や福利厚生、作業条件、会社の方針、安全保障、管理監督、人間関係などが「衛生要因」で、ここからが面白いとこなのですが、この「衛生要因」は不満足要因でしかないので絶対に満足を感じるものではなく、不満を解消するだけのものでしかない、ということなんです。
たしかに、いくら条件が良くなってもいつしかそれが当たり前となりますし、更に更にの繰り返しでしかありません。
不満の愚痴などはこの部分が確かに多いですよね。
ここを満足させようとしてもどだい無理な話であり、なので衛生要因らしいのです。
満足度をあげる、モチベーションをあげるにはそうではなく「動機づけ要因」と言われる満足要因を高める事が大切らしいのです。
それは、やりがいのある仕事を通して達成感をあじわったり(達成)、上司や同僚に認められたり(賞賛、承認)、仕事の中に自己の能力や知識をいかせたり、責任をもって仕事をまかされたり、仕事を通して人間的に成長できること、などで人間はやる気を増大していく。
なので、結論から言うと給与は社員のやる気アップには直接的にはつながらないということです。
その二つの本来ある欲求を理解し、満足度を高め、不満足を解消させようとそれぞれするのが正解であり、それを混同してしまえばもはや何をしてもうまくいかないということです。
本質を理解して給与を考えないと人はついてきてくれないなととても感じましたし、たしかにオレンジナイトの社員をみていてもそんな単純なものではないというのはとても感じます。
「給与により人は満足することはない、不満を解消するだけ」
これは昨日の発見でありましたし、僕は給与面での満足を追っていましたのでそこは修正し、もちろん給与自体ももっとみんなにとって良いものとなるよう努力し考え、もっと全体をみて給与を考えようと思いました。
他にもいろんな事を学びましたが今日は「動機づけー衛生理論」をご紹介させていただきました。