「世の中を少しでも良くするのはどういうふうにしたらよいか」
ある従業員が聞いてきた。
私が「会社をしている目的は、生きている目的は、世の中を少しでも良くするためだ」と言ったからです。「この世の中を例えばこのめいいっぱい広げた両手で表現すると、右手のほうがプラス、そして左手のほうがマイナス。真ん中が世の中の現状だとすると、オレンジナイトがあることでほんの少しでも右手の側に世の中を振って、役割を全うしたい」と言ったからだと思います。
会社を大きくしたいのは「その振り幅を今の規模だと右に例えば0,0001ミリかもしれないが、規模が大きくなると大きなことができるので、影響力が高まるので、右手のほうに0,01ミリとより大きく振れる、だからです」と話ました。
まず会社で、世の中をよくするための一番の活動は通常の社業でしょう。
我々の業種ですと、ほとんどの方が人生で一度しか買わない家というものに触れます。
このような大切なものを触るのは人生でお客様にとってそんなに頻繁にあることではありません。
去年リフォームしたトイレを今年も「もう一丁!」とおっしゃるお客様はまずおられません。
だからこそ、まずは我々の社業であるお住まいのリフォームを喜びとともに提供することで、この世の中が良くなったと言えるのではないかと言いましたし、常にそう思っています。
人を幸せな気持ちにさせるということ自体が立派な社会活動だと思います。
ですから、そもそも毎日誇りをもって取り組ませていただくことが大切で、仕事そのものがその目的を果たそうとしているのだと思います。
どんな事でもそう思います。
例えば、道に落ちているタバコの吸い殻を拾ってきちんと捨てるという行為が世の中にとってプラスでしょう。
先ほどの両手のくだりではそのタバコの吸い殻を拾うという事で、右手の方に0,0000000001ミリ振れたのは間違いありません。
だから、我々は自分がタバコを吸った時、道路に投げ捨ててはいけないのです。
その行為が世の中をマイナスにし、左手の側に0,0000000001ミリ振ってしまうことになるのです。
毎日毎日のつみかさねで、マイナスな行動もしてしまいますが、私は絶対にプラスで終わる、それも多くのプラスで終わる人生にしたいですし、未来を創るこの世の中の子どもたちに残していってあげないといけないと思います。
何でも良いと思っています。
人への接し方でも、思いやりや優しさがプラスですし、恨みや憎みの気持ちがマイナス。仲良くすれば右側に少々、許してあげれば右側に少々。私はいつもそう思っています。
これから先どのような運命があるのかわかりませんが、私はそういうために生きていると一生想って生きていくと決めています。
大きな困難がやってきても必ずそういう気持ちを持ち続けて生きていくと決めています。