「地位が人をつくる」ということわざがあります。
かくいう私自身もそうだと思います。人ができていると言っているのではありません。
ある日突然「社長になーろおっと!」と勝手になった私。
誰にもなる権利があり自由です。出世したわけでもなく、どなたに指名していただいたわけではなく、書類一つで「勝手」になったのです。
勝手になったんですが、私はなってよかったと思っています。
それまでに比べ責任が増え、相談され、毎日いろんな事を判断し、痛い想いも繰り返してきたことにより考え方が大きく成長しました。
私は7年前と同じような人間性であれば、現在自分自身が潰れてしまっていただろうと断言できます。
何が言いたいのかと言いますと、仕事や地域社会では必ず他人と関わりをもって生きていきます。
その際に現在の自分自身には不釣り合いかもしれない役職や立場をどんどん受け入れたほうがよいということです。
私のように勝手になるもよし。
店長や主任に昇格するもよし。
委員に立候補など更によし。
人間は自分自身で高めるより、環境により高めてもらったほうが成長できると思います。
部下ができ、相談され、意見され、かばい、怒ったりしているうちにいつしかその役職や立場にふさわしくなっていくものです。
それは決して楽なものではないでしょうが、その機会があるなし比べると決定的に人間形成の速度に差がでると思います。
いくらセミナーに行っても、何冊本を読んでも、それは補助的なものにすぎず、一番の成長材料は実社会であると思います。
ですから、割りの合わない役割もあるでしょう、無報酬なのに非常に忙しいという立場などこの世の中にはザラにあると思いますが、得てしてそんなことを体験させていただくと人間成長しているものだと思います。
最近、上にはあがりたくないという人もたくさんおられると思いますし、うちの会社にもいるやもしれません。
しかし、それはもったいないことです。
今の自分とは不釣り合いであればあるほど、そのギャップにたどり着いた時、成長は加速度的に行われたんではないでしょうか。
「ふさわしい人間になろう」とすることが最も大切なんですよね。