「社長が仕事をそうやって取った方が会社の売上は上がるんちゃうん?」
先日、現場で逢った職人の親方が私に言った一言。
ちなみにこの方とは付き合いも古く、私がまだ前の会社で営業バリバリだった頃から色んな事を教えてもらっている非常に気の置けない職人さん。いろんな事を言われるが、私のことは好きだろうと自負していますし、裏表がなく私も大好きですし、信用しています。
それにしても、この質問は多くの経営者が考えるテーマの一つではないでしょうか。
持論として、うちの業種においては私は10人くらいだと社長自身が売上を求めて動くのが最適だと考えます。
50人くらいの会社ではたまにはよいが、原則営業活動をしないほうが良いと考え、100人くらいの会社では忙しいでしょうが社長がバタバタしていないで、端からみるとスケジュールはいろいろあるが、自由な時間も多いねと感じられる状態が望ましいと思います。
うちはまだまだ50人には満たないですが、実体験として、今日の数字を追っても何も会社として蓄積されず、アウトプットの連続性は会社の先細りに見事に連鎖するというのがあります。
また、これは社歴の長い短いではなくただの従業員数で考えるのがよいのではとも思っています。
創業30年の会社でも、会社全員で5人であれば社長は営業するのがうまくいく。ここで大切なのが、営業をしなければいけないのではなく、営業活動をしたほうが会社がうまくまわるのではないかということです。
会社をはじめてまだ3年だが、社員が70人いる急成長した会社で社長が営業活動をしていたら必ず会社はうまくいかなくなるのではないかと考えるんです。
先日の会社のソフトボール大会でも何人かの経営者とそんな話をしましたが「自分でやっても何も残らない」というのが共通の答えであったような気がします。
考える時間がとれなく、想定する余裕がないからか。
また、インプットの時間をしっかりととらないと優れたアイデアがでないからか。
そして、全体をきちんとみて、コミュニケーションを会社の人間ときちんととらないと伝わらず、また分かってあげようとしていないから分かってもらえない、その悪循環が生じるからか。
とにかく、物事を創るということは片手間にはできない。
いや、物ではまだ良いかもわかりませんが、ここに人がからむと本当に片手間では創れない。
おこがましいですが、うちには良い人間がたくさんいますので私自身がもっとうまくまわしていかないといけないなと葛藤する今日この頃です。