「真似する力」ってあると思うんです。
いろいろ人を見てきて思うのが、まず新人がお客様に給料をいただいて良いだろうという一定のレベルになるには、この真似する力が備わっておく必要がある。
当然この力にも強い、弱いがありますが、まずは備わっておく必要があると感じるのです。
伸びない人は真似をせず、なぜか最初から我流でしがちです。しかし悪気はなく、残念ながら真似をすることができないと思います。
これは面接ではなかなか私レベルでは分からないのですが、一緒に働いたら行動に出るので分かります。
親方の仕事をチラ見する。
包丁のトントントンっていう音はどのくらいの音量で、そしてテンポで鳴っているのか聞き耳を立てる。
それを感じて、そして覚えてしまう。
親方と同じようにやれば、親方を真似すればいい。
完全に真似する能力があれば親方と実力は同じではありませんか。少なくとも親方と同じ味の料理が出せたら肩は並んでいます。
親方を一所懸命に真似しているからこそ自分にあったやり方が見つかるものだと私は思います。人にはいろんなタイプがありますから。
真似する力が欠如したり軽んじると我流になり残念ながら大成しない。
仕事は真似から入るもの。それが基本だと私は思います。
そしてさらに上へいくには、何歳になっても良いものは良いと認められる素直な気持ちをもち続けることが大切です。
まわりにはいっぱい素晴らしいものがあります。身近なところに本当にたくさんあるんです。