英国のEU離脱が決まった。実行されるかどうかはわかりませんがとりあえず決まった。恐ろしい。
何が恐ろしいのかというと住民投票、国民投票が恐ろしい。
重要なことを一般の人間が投票によって決めるという制度は私は正しいとは思いません。
なぜなら無知だから。責任がないからです。そして、偏った情報を鵜呑みにするのが我々一般人で、マスコミなどの報道の仕方に影響されやすいし、扇動されやすいからです。
総理大臣を国民が直接選んだらいけないでしょう。知事を直接選ぶから東京の知事のような問題が起こる。選ぶなら議員までにしておかないと。直接付き合ったことのない人間の本質や調整力、リーダーシップや人間力はわからない。報道される表面はある程度作れますから。
民主主義は間接民主制がベターでしょう。専門家やブレーンのいる人々が責任を持って政治をしないととんでもないことになります。
「消費税が10%は必要なんだ」と言われた我々一般人はその根拠を調べずにそれを信じたり疑ったりします。根拠を調査するのが為政者です。
多数決は平等なように見えますが、100人中99人が反対してもリーダー1人がこうしようと言ったことが正しかったら残りの99人は救われる。
英国の、こんな重要なことを国民投票にしようとしたリーダーは判断が恐ろしい。
勝てばいいですが、今回のように負けたらリーダーに何の価値もないですし、職を辞しても国の未来はおかしげな方向に向かってしまいます。
どちらに転んでも良いような案件は多数決という制度は優れているでしょう。
しかし、命運が決まるような重要案件は、やはり選ばれた人々が人生をかけて投票しなければいけない。勉強して。
そうでないと、ついてくる人たちは本当に路頭に迷うことになります。
直接に重要な案件を国民や市民が投票するのは私は違うと思います。
政治家はそこを横着しないで、また勘違いしないで責任を持って取り組まないと国や地域、そして組織は揺らいでしまいます。