外見で判断してはいけませんが、人は他人をそれで大きく判断します。
パリっとしたスーツを着て見積りとプレゼンを持ってきた営業マンがあなたのお家に来たとします。
そのあとで別の会社の営業マンがほぼ同じ内容の見積りとプレゼンを持ってきたとしますが、後者のスーツがヨレヨレ、靴がうす汚れていたら、あなたの心はどちらに好感を抱くでしょう。
そこで生じた決定的な差はなかなか埋まらない。
200万円くらいの工事の見積りでは、その担当者の身なりが、相見積りの相手より清潔感があれば、同じお金額ならほぼ間違いなく、金額にして10万円くらい高くても同じ内容なら買ってもらえると経験上感じています。
当然人間性や知識、工事に対する詳しさなど他の要素もありますが、外見というものはかなり大きなウエイトをしめています。
社会的な地位、名刺の役職や肩書きも同じです。
私は社長。別に出世したわけでない。「今日から俺は社長っ」と自分で決めて勝手に名乗っている。誰でもなれます。
しかし、社長という肩書きを見て人は「社長だ!」と感じるもの。不思議だけど事実です。
名刺に弁護士という肩書きがあればすごい出来る人に感じますし、あの人は医者だと聞いたらお金持ちに思う。
代議士や県会、市会議員と聞けば急に「先生!」と敬語になる。普通の人の普通の行動です。
それが普通の人の普通の心理であるから、それにのっとって自分の身なりから、あらゆる外見を客観的に見てみることで相手が自分に感じる印象、心象は大きく変わる。
生き残る上で、相手に選んでいただくことが避けて通れない仕事に就いている人は、まず外見を徹底的に考えるべきだと私は思う。
不特定の多くの人に、自分自身の中身で選んでいただこうという考え方はアマチュアです。そんなに甘くない。
そこで選んでほしいというのが私も本音ですけどね。