絶対ではないですが、日常生活において相手にものを頼むときは笑顔が断られにくい。
まず、第一に笑顔でこられると笑顔になってしまうのが人というもの。
やたら恐縮して、必要以上に申し訳なさそうにお願いしてくる人がいますが、すごい断りやすい状況を自ら作っているように感じてしまうのは僕だけでしょうか?
私生活においても「お風呂洗っといて!」という言葉を笑顔で言われると「しょうがないなぁ」となるもの。
簡単そうですが、なかなか夫婦や親子でにこやかに「洗っといて!」はありません。
これは人間関係が完全に構築されているから、笑顔という潤滑油を良い意味でも悪い意味でも必要としなくなったんだと僕は思います。
いつまでも妻に「おはよう!(ニコッ)」とすればいいのだが、知らず知らずのうちに「おはよう(眠い顔)」となっているのが物語っています。
一方、家の外ではそんなわけにはいきません。笑顔なしで物事を進めていくのは無駄に労力をあげる結果しかうまない。気のおけない相手に対しては必要ないかもしれませんが、そのような相手の何倍もの人間と接していく社会において笑顔は欠かせない。
社内でもそう。「頼まれていたものできました、これでいいですか?ニコっ」とされると性別問わず優しい対応となるものです。
サラリーマン時代、とても恐ろしい(笑)上司がいましたが、そうしてお伺いをたてるといきなり「サザエさんの波平」みたいに「バカモーーン!!!」とこられることはありませんでした。
たしかに、謝罪や嘆願みたいなお願いは笑顔は禁物かも知れませんが、意見を通したいとき、また、自らの提案を通したいときは笑顔はうそでもつくるほうが良いと僕は思っています。
皆さんのまわりの、ものを頼むのが上手な人を思い浮かべて下さい。まず笑顔ではありませんか?
営業においてもそうです。笑顔は笑顔を生む効果がありますから、笑顔というのは「肯定」、すなわちオッケーを意味します。
お客様を笑顔にさせることを目指す一つの手段として、笑顔は欠かしたらいけないのです。
プランや見積もりをご覧いただき、それだけでニコッとお客様にしていただくのは難しい。
そのプランや見積もりとともに、担当者の人間、そして笑顔がプラスされることによって、結果を良い方向へと導くことになるのだと思います。
人にものを伝えようと思ったらあらゆることにおいて表現しないと伝わりません。
それが会話であったり行動であったり笑顔であります。念じても伝わりません。
赤ちゃんや2歳くらいまでのいわゆる「知恵」がつくまでの子どものあのお願いの仕方。「パ~パ、抱っこ」、とヨチヨチ歩きでかたことで、そして満面の笑みで近づいてくる子どもを抱っこしない人はほとんどいないのではないかと思います。
仕事において、相手に断られない頼み方。営業もそうですが、それは相手を笑顔にさせることではないでしょうかと考えます。