お盆休みの間に、好きな読書をしましたが、そのうちの一冊「下町ロケット」感動しました。
ご存知のとおり、今年の直木賞をとった作品で、それまで作者の池井戸潤氏の事も知りませんでしたが、単純に受賞作を読んでみようと思い、買い求めた一冊です。
佃製作所におこる次から次への難題、主要取引先からの一方的な取引停止、特許にまつわるナカシマ工業からの法廷戦略、そして大企業、帝国重工との経緯。
一言でいうと、おもしろい、作品でした。
感情移入がとまらなくなり、登場人物の会話のスピード感がたまらなく臨場感があり、作者の技術を感じました。
佃製作所のみんなを通じて、やっぱり立場立場でいろんな意見はあるし、当人にしかわかり得ない気持ちはありますが、一致団結できた時の気持ち、ひとつの事に対するベクトルの共有はいいものですね。
お金は絶対になくてはならないモノです、それにうちの社員が困らないよう、また満足できるようにしていく事は僕の仕事です。そのうえで、仕事=お金ではなくて、夢を追う生き方をみんなでしていける会社にしたいなと思いました。
ラストシーンは涙がとまりませんでした。感動して読み終えていると、娘が僕が泣いていると思い、洗面所から濡れたバスタオルを持ってきて、「パパ、ウェンウェン」と言って顔を拭いてくれました。