人にお金を出してもらい、モノやコトを買ってもらうということはそんなに簡単なことではない。
何かを企画するとき、万人受けするようなものはヒットしないというのが私の定説だ。
言い換えたら、10人中1人か2人の「めちゃくちゃ良い」がお金になる。
10人中9人の「まぁ、良いんではないか」では、絶対に買ってもらえない。
人が自分でお金を出して、買っても良いと思い、行動までに至るには、それなりの「めっちゃ良い」が要るのだ。
普段、そんなふうに考えている。なので、あらゆることで、社内で多数決やアンケートは一切とらない。
10人中1人に刺さるようなものでも、それが1000人なれば刺さるのは100人になる。
10万人になれば10000人にもなる。
うちは商圏としては80万人を想定しているから、80000人に刺されば商売として十分に成り立つわけである。
「皆さんが喜ぶもの」という考え方ではなく、絞り倒し、そのターゲットに届くように広告する。
実際、リフォームで私が営業担当者として担当しているお客様は、私のことが大好きだろう。
いや、大好きという表現がそぐわなくても、すごい頼りにしてくれているだろう。
若い頃は育ててやろうと思われているとすごい感じた。
この絶対の支持層がモノ売り、コト売りには欠かせない。
そのように、私は個人としても万人受けしようと思ってやっていないし、やってこなかったから、私と合わないお客様もいるし、もちろんアンチもいるだろう。
でも、それだからこそファンがいる。
アンチとファンはバランスである。
人にお金を出してもらい、モノやコトを買ってもらおうと思ったら、10人中1人や2人の「めちゃくちゃ良い」を追及することだ。