ヒョウの被害でまだまだ毎日追われている。
さすがに問合せは格段に減った。現在のお電話やご来店での見積り依頼はリフォームに戻っている。
しかし、受注は保険屋さんからの承認が出たという案件が多く、毎日それらを契約していっている。
先月に続き今月も受注は前年の倍となるだろう。
だが、もうすでにオレンジナイトでは、ご新規のヒョウ被害案件は来月の半ばの現調という方針で、優先順位を下げさせていただいている。
危険な匂いがプンプンする。
この受注内容の偏り具合。
だいぶんリフォームに戻してきているが、それでもありがたいことにヒョウ被害の受注が毎日あがる。
私は自分の現場は、あえて表現するが剛腕で推し進めている。そうとう現場にも無理を聞いてもらっていると心得ている。
でも、まず自分の現場を終わらせ、現場の状況を人伝ではなく自分で把握し、その上で会社としての対策をしないと危険だ。
これだけ案件が多いのだから、早く工事をしてほしいとお客様からのクレームが続出する。
今週1週間で着工する私が担当している現場は、29件になっている。着工です。
日曜日はないので、毎日5件くらいあるペースで、足場を組んで、雨樋を交換し、波板を貼り替え、今日からやっとカーポートなどの平板の交換も進み出す。
この数は、1人の担当が管理できる量としては冷静に考えてなかなか難しいだろう。
雨樋と波板とカーポートのアクリル板などの平板が、ワンセットになっている案件はとても多い。
この3つが全て完了しないとお金をいただけないという点についても危惧している。
5月に雨樋と波板を工事をする。なかなか入れないカーポートの平板が7月になるとする。
まず雨樋と波板、足場も組むからそれも含め、請求は5月末にくる。
うちは6月の末にお金を払う。
7月25日にカーポートの屋根を交換するとする。
この時点でオレンジナイトが雨樋と波板、足場の工事代金を立て替えるということになる。
1ヶ月もお金を立て替えている状態。
金利を払いお金を借り、無金利で代金を立て替えているのだから、その衝撃は甘くない。
1件50万なんてことはない。100万として、それが数十件になってきたらキャッシュフローは格段に悪くなる。いや、ショートする危険性もある。
ましてやその頃に、新しく建てるテナントやコインランドリーの支払いもくる。
オレンジナイトでもっとも多い工事は大工工事と水廻りである。
そこを担う職人や取引先を遊ばせるわけにもいかない。
会社はヒョウの特需ですごく儲かっているが、職人はそれに関連した人間にしか恩恵はなく、いつもよくしてくれているそれ以外の職人は全然ダメでは、そんなもの何の価値もない。
会社は儲からないといけないが、会社だけが儲かっているなんてのは嬉しくない。
良いことと悪いことは釣り合って起こる。
こんなに特需があったのだから、これの反動がブーンっとやってくるはずである。それをうまくかわさないといけないし、そこが勝負だ。
工務店ならヒョウの特需はどこでもあるだろう。
経営の調子を左右するのはこれからだ。
たかが波板だが、数が集まればされど波板になっている。
ガンガンガンガン工事を入れていくという努力を、うちの人間にはしてほしい。
妥協したらしっぺ返しをくらいますよ。
ましてや後回しなんて今回は許されない。いつも以上に売っているということは、どういうことかをさらに深く考えることだ。
良い人のふりは要らない。本当の良い人はここで勝ちきり、着地まできちんとさせる人間だ。
禍福はあざなえる縄のごとし。
人間万事塞翁が馬。
今日もやりきります。