男性のお客様で、「良いお客様」っていうのは初対面、最初からペラペラしゃべりません。
基本、無愛想で、仏頂面で、無口。これが良い。
初対面ではそのような感じの人が良い。
例えば、リビングで初訪、面談、ヒアリングをしているとしましょう。
奥様は応えてくださるが、ご主人はテレビを観て、こちらの話を聞いているのかどうかわからないって感じが最高。
奥様から「あなた、聞いてるの」と言われ「うん」の一言だけ発する。
こういう人があとあと良いお客様になるんですね。
こういう男性が話をしてくれるようになると、営業として、少し信用してもらったってことかなと私は考えている。
反対に初対面からグイグイ話をしてくるご主人。
「頑張ってくれたらお風呂もする」とか、やたら笑顔で話をしてくる男性っていうので、良いお客様になった記憶はあまりない。
もちろん例外もあるが、9対1のような割合ではなく、100人いたら1人、2人いるかなくらいでしょう。
良いお客様って何かと言われると、それは心である。
気持ちがある。筋を通す。約束を守る。あったかい心がある。
そういう「人間性」で、私はお客様を区別している。
相手を思い遣ってくれるお客様っていうのは、初対面でペラペラ八方美人にしゃべらない。
言い換えたら、八方美人ほど信用ならない者はない。彼らはどこでもそんな感じなのだから。
ということは、こいつと認めてくれた人間だけに、話を普通にしてくれる同性こそが大切な存在であるのです。
ただ、女性は全然これには当てはまらない。
別物であるし、漫才のような会話が初対面から成立することもある。
それは、いくら高齢だろうと、女性の異性の若造に対する優しさではないかと考えている。なので、女性は別。
私は営業に行ったとき、初対面でそんなふうに同性である男性を分析しています。