言い方。伝え方ひとつで受け取りての印象は大きく変わります。
「成功するように」という言い方をする人と「失敗しないように」という言い方をする人がいます。
聞いていて2つに別れるから面白いですよ。
相対的に後者の方が多いでしょうか。
口ぐせや性格によるものでしょう。多分それは育った環境とか、今現在の物事への考え方が反映され、それを繰り返し口にするようになり表現の方法がそうなっていくのかと推測します。
「売り上げを早く上げないと月末バタバタすることになる!」と「売り上げを早く上げてしまうと月末が楽になる!」これはおそらくリーダーの意図するところは同じで「早く売り上げをあげたい」でしょう。
しかし、表現によって受け取り手の印象は別物になるのです。
あなたでしたら「売り上げを早く上げないと月末バタバタすることになる!」と会議で言われたらどう感じるか。いや、感じ方はそれぞれとしても、少なくとも耳に「月末バタバタする」が残るのです。
では逆に「売り上げを早く上げてしまうと月末が楽になる!」と同じく会議で言われたら「月末楽になりたい」と記憶するのです。
リーダーの仕事には良い思考のインプットがあります。
「夏休みの宿題をしないと先生に怒られるよ!」を毎日繰り返し言われると、宿題は先生に叱られないためにするという習慣がつく。
「夏休みの宿題を早くしてしまったら先生に褒められるよ!」を毎日繰り返し言われると、その子は褒められたいからやるという行動原理が身につくように思う。
会社でよく言うのですが「失敗しないように」という思想のもとでは、失敗しないで完了したということが合格ラインであり、失敗がマイナスとすると、その合格ラインは0点の位置にあります。
その考え方では仕事が問題なく完了しても「まぁ合格点」であり「御の字」、「安パイ」という評価しか得られないのです。
しかし「成功するように」という思想のもとでは成功ラインに上限はなく、上に上にあげることができる。失敗しないように出来ましたという0点の合格ラインよりそれははるかに高いのはわかりますよね。
相手の想像をうわまわった時点から満足になり、それはさらに感動になる。
我々のようなサービス業にはこの思想が必要で、普段から思考をプラスにしておくのが重要であります。
同じ想いでも、言い方、伝え方の表現ひとつで相手の受け取り方は大きく変わります。また、それの日々の連続で相手のマインドをそういう風に変化してしまうこともできるのです。
相手に良い影響を与える。良いインプット、インプット、インプットで。
何気ない普段の言動。あなた自身がどういう風な言い方、伝え方になっているか再度意識してみるのも面白いと思います。
私も一層気をつけます。