顧客の区別は売り手の生き残りを左右する。
過言どころかそれ以上でも以下でもない。
商売人として、あえて堂々と言う必要もないかもしれないが、性分なので言いますが「私は完全にお客様を区別して対応しています」。
古くからのお客様、常連のお客様、以前にお世話になっているお客様、お客様からの紹介、はじめてでも指名で来られるお客様を優先しています。
もちろん会社として新規契約は大切です。しかし、契約になるかどうか分からないリノベーションの1000万円の見積り依頼と、常連のお客様のトイレの交換を同時に言われたら後者を優先しています。
金額の大きい小さいなど関係ない。
相手です。誰からの依頼かです。
鉄則ではないでしょうか。
営業をされている人はこれは徹底させた方が良い。
ところが、そのような簡単なことが出来ていない人もいる。
契約になるかどうか分からない初めてのお客様と、以前にお世話になったお客様では後者の方が当然モノは言いやすい。
この言いやすさから「すみません、今日は時間がいっぱいなので明日にしてもらっていいですか?」と甘え、初めてのお客様の現地調査や商談を優先させてはいけない。
はっきり言って、成るかどうかのお客様はまだお客様ではない。
それよりも、以前にお世話になったお客様に恩義を返すのはその瞬間であり「あなたが言うなら私はすぐに伺います」という姿勢が頼りにされ、満足感を提供し、かかりつけの地位にしていただけるのだ。
「馳せ参じる」とか、「いざ鎌倉」の精神は、私は生きていくうえで非常に大切だと考えている。
私やオレンジナイトに物を売ってくれているメーカーや商社や卸を含め、協力業者の皆様も、区別はしているはずである。
1ヶ月で10万円の平均仕入れしかないのに、人間関係だけでオレンジナイトに付き合ってくれている業者様もおられると思いますが、そこが何よりもうちの依頼を優先して仕事をしていたら倒産するのは明白だ。
銀行も士業の先生も不動産屋も、みんなオレンジナイトや私を区別している。どういうふうな位置付けになっているかは分からない。
それは日頃からの相手に与えられるメリット、成績、自分さえ良ければという姿勢でないか、人間性などで判断されているはずである。
顧客の区別は20代からずっとやってきた。当初は深く考えての行動ではなく、恩を返すという意味合いだけだったと思う。
しかし、それを20年繰り返すとさすがに結果になってくる。毎日お客様から工事のご依頼や紹介があるのだ。
今からでも遅くない。営業マンは誰もが顧客の区別を最重要に行動すべきだ。
生き残りを左右する。
そして素晴らしい未来を創造する。