ここ数ヶ月いろんなものが値上がりしている。
材木なんて著しい。1本400円だった木が750円になっているし、1枚1000円だったコンパネが1700円になっている。
テナントを1棟新築したら材木費が100万、200万単位で高騰している。
いろんな職人が「材料が上がっているから、値段を上げさせてもらってええやろか」と聞いてくる。特にこの4月からと言う。
誰かの首を絞めて、会社やお客様のハッピーはないので、値上げに同意しているのが大半だ。
お客様にはご理解いただきながら、ここは確実に販売価格に転嫁していかないといけないと思っている。
なんでもそうだが適正価格というのが一番だ。
安売りは必ず誰かに、どこかに歪みがやってくる。
建築業というのは、ある程度予算をいただいたうえでの施工はうまくいくし、お客様にも喜んでいただける。
予算がない現場はギクシャクするし、お客様はだいたい不満を持って終わる。
これは建築をしている人なら、みんな分かっているあるあるだと思う。それくらい適正価格というのは大切であるし、受注してナンボの世界ではない。
そんな時勢でありながら、安売りをする同業他社もある。
それは各社の自由であるが、それで永続きした会社は見たことがない。
「いくらやっても儲からない。むしろ固定費が上がっていく」と負のスパイラルに入る。
それが恐ろしいし、いつもビビっている。
姫路でも兵庫県でも、普通にリフォームの折込みチラシを入れているが、債務超過に陥っている会社はザラにある。
リフォームという世界はそういう紙一重のものなのだ。
いかにご理解いただきながら価格を上げるか。その際に付加価値も付けられたらいいなと思う。
利益率が1%、2%落ちたら天国から地獄。そういう世界だと思っている。
適正な価格で販売したいし、できるよう努めたい。