4630万円の給付金が1人の男性に振り込まれた事件がことのほか大きく取り上げられている。
このニュースを知ったとき、私は何よりもこの振込みのミスはあり得る話だし、明日は我が身だと感じた。恐ろしいと。
テレビ等では、そのことよりも、お金を使ってしまったという男性がクローズアップされている。
私はこの男性も、言うなれば人生を狂わされた、ある意味被害者のように見えるのです。
そもそも自分の口座にお金が入ってきて、それを使ってしまうなんて、私の常識からするとあり得ないことなのですが、常識など千差万別である。そんな人もいるだろう。
大きく頭を打ったことのない、そしてまだまだ若い人なら「ラッキー」くらい思うのも理解できる。
世の中どうにかなると思っているし、学生のときの守られている感じから脱皮していないのだろう。
世の中は理不尽で、白いものも黒いと言わないといけない時もある。
そんな経験をしてくれば、口座に急にお金が入ったらどう思うか。私なら「何かトラップを仕掛けられている」くらい思うだろう。
でも、それを思わず、いや、思ったのかもしれないが、お金を使ってしまうのだから未熟なのだ。聞けば24歳らしい。
私が24歳の時ならどうしたかな。
もしかしたらこっそり口座を移し替えたかもしれない。
「100%届け出たと思う」とは言えない。
今の歳だからこう言っているが、私の24歳の時など何も考えていなかった。
お金というものは分相応な量しか自分のところに居てくれない。不思議なことだがそういうものだ。
この男性に4000万円は分不相応だった。
分不相応なお金が寄ってきたら人はどうなるか。その分不相応なお金を抱いた瞬間に、人は真っ逆さまに落ちていく。
5000万円や1億円の年収が数年間続いているような人に、4000万円が寄ってきてもその人はすぐに通報し、人生に何も起こらなかっただろう。抱くことはない。
しかし、そうではなかったからこうなったのだ。宝くじと同じだ。
間違って振り込んだ人や機関はちょっと罪作りである。どうせ振り込むなら40万円くらいにしておけば彼の人生は狂わなかった。
50歳が4630万円を使ってしまったと言ったなら同情の余地は無いが、24歳では惑わされる。そして、あまりにも分不相応だった。
かわいそうにと思う。
お金で人生が狂ったなんてよくある話。
自分に分相応なお金の量ってありますよね。