中国の共産党大会で、胡錦濤氏が連れ出されていた写真や映像がずっと脳裏に残っている。
胡錦濤氏は前のかの国の国家主席である。
その頃はテカテカのポマード頭で黒縁メガネの無表情主席だった。当時流された映像から、笑っている顔など思い出されもしないくらいのポーカーフェイスが印象だ。
奇しくも後継指名した2人のうちの1人の指示で、あのような公の場から退出させられたのだから。
両脇を事務方に抱えられていた。
その姿を目の当たりにしている幹部たちは、見て見ぬ振りどころか何事もないような表情で前を見据えていた。
異論を唱えたら、それだけで自分の立場どころか命の危険があるのだろう。
私の歴史観では、毛沢東は大量虐殺の極悪人である。英雄でもなんでもない。
そんな系譜である中国共産党でも改革開放が叫ばれていた。しかし、それも習近平が権力を盤石にしてからというもの完全に終わった。
幹部で世話になった人も多くいたであろう胡錦濤氏の退場劇。それを目の当たりにしても無表情を装う多くの姿に恐怖を感じた。
日本人はけっして中国を今までと同じと思ってはいけないだろう。
ロシアと何も変わらない。攻め込んでくると確信した。
ウクライナみたいになってはいかんと強烈に思っている。
あの顔は皇帝を狙っている顔だ。