少し前、もう数年前か。顧問税理士の先生とこんな話をした。
「人はみんな収入が上がってくると生活が少しずつ贅沢になる」
確か、ゴルフをしながら話したと思う。カートで。
今まで三足1000円の靴下を買っていたのが一足1000円のメーカー品になる。
今まで安いティッシュペーパーを買っていたのがちょっと柔らかいのになる。
発泡酒はビールになるし、焼酎も銘柄を選ぶ。
お客さんを見ていてそう感じると言っていたし、自分にも当てはまると言っていた。もちろん私にも当てはまる。
全然良いと思うが、ただそれの怖いところが、一度上げた生活レベルは落とせないというところだ。
住むところ、着る服、食べるもの。なかなか落とせない。
だからこそ、私が肝に銘じているのが、良いときと悪いとき、同じではいけないということだ。
基本、物や人に執着しない性分なのでそこまで苦にはならないが、そこは意識して生きている。
代わりにとか、取り戻すとか、リカバリーという概念は無い。そこで精算する。
良いときは良い。悪いときは悪いなりの支出、生活。
上げた生活レベルを落とすのは難しいことであるから、良いときと、悪いときの区別は徹底するし、これからもしていきたい。
一昔前、初めて赤字になったときランクルを売った。
今では良い思い出だ。
人生で、まだ乗りたいと思う車を売ったのは後にも先にもそれだけだ。
でもそれで良いと思う。また頑張って買えば良いのだから。
区別を徹底するからまわりもそうしてくれるとも思っている。
でも、出来ることなら上へ上へ、プラスプラスで行きたいですよね。しかし、そうは問屋がおろさないところが面白い。
そんなふうに考えながら帰ってきた。
27歳くらいで、和田アキ子が当時宣伝していたマグナムドライからビールに出世した。