にわかに周知されてきています「先進的窓リノベ事業」の補助金、リフォーム工事だけでの予算1000億円は、我々の業界では過去最大のものです。
ところが、これだけのスケールの補助金事業でありますのに、現在、この補助金についてさまざまな憶測が出ており、各社対応が分かれています。
どう分かれてきているのかと言いますと、補助金事業の申請を受付をしない会社が続出してきているのです。
受付をしないというか、もう終了しましたと言っているようです。
理由はこうです。「補助金が出なかったらえらいことになるから」
今回の先進的窓リノベですが、今一度説明しますと、窓を断熱性の高いものに交換することで、機密性が上がり、室内の温度が一定化し、光熱費の削減になり、転じてそれが環境のためになるので、国が補助金を出して推進するから、どんどん工事をしていこうというものです。
ペアガラスなんてあたりまえで、特殊な塗料を塗布したLow-Eガラスや、トリプルガラスに真空ガラスといった、今まで滅多に登場しなかったような商材が使われています。
また、窓枠も従来のただのアルミではなく、中に断熱材が入っているものや、外部はアルミ、内側は樹脂になっているものなどが標準仕様とされています。
内窓もこれまでのものと、今回の補助金対象の商品ははっきりいって別物です。まず質量が全然違いますから。
なので、高額なのです。
しかし、やっぱり高額なりの効果が見込めるので、国がたくさん補助をするからやっていこうというのが実際の内容です。
事実売れております。
以前と比べ、窓の重要度は我々業者だけでなく、エンドユーザー様にも急速に浸透していっています。
また、窓を工事する層というのはある程度お金に余裕がありますので、金額もボリュームが出ており、それがゆえに補助金の申請件数もそうですが、それよりも金額が張り、予算の消化が想定値以上のものであるというのが私も含め、多くの関係者の見立てだと思っています。
確かに予算が消化されてしまったら補助金は出ません。
でも、実際に現場では1月くらいから緩やかに始まったこの補助金事業。
2月、3月と粛々とまだまだ地味に進展し、やっと3月の31日に申請が開始された今回の補助金。そこから数週間で打ち止めはあんまりではないかと考えるのが常識ではないでしょうか。
今日の時点で、環境省のホームページから確認しますと予算の消化率は9%でした。
現場レベルでは、現在窓関係の納期が2ヶ月と言われています。実はこの1ヶ月で1ヶ月も伸びました。
ということは、今日受注しても工事にかかるのは6月の終わりとなります。そこからの申請なので、今の感じだとリスクが高いと考えている会社が出始めているのでしょう。
しかし、ここからがこの補助金のおもしろいところとなります。後編に続く。
電話とメールががたくさんかかってきて、ここで一回区切りますね。