なぜこの浴室にこのシステムバスを入れるのか。
大手の多くの営業担当者は、システムバスルームのサイズを残念ながら分かっていない。
昨日、昼に高砂で打合せがあった。そこは既に紹介で受注いただいている現場で、明日からの大工工事の打合せでした。
そして、同じく昨日の午前に、高砂のその現場から1分と5分のところからたまたま反響があり、みんな訪問予定が混んでいるし、効率が良いからという理由で自分が行った。12時半に打合せだったので、13時と14時で。
1件目は玄関引戸をお考えで、その場で見積りを提出し仕事をご依頼いただいた。
2件目は床の張替えで、それもその場で見積りをし、受注したのだが、そのお客様宅で、実はお風呂の改修を見積りしてもらっていると聞いた。
その2件目の話。
給湯器の交換からお風呂へと話が進んだとお聞きした。
見積りも聞いたが、それよりプランを見せていただいて驚いた。
これこそが私は以前からおかしいと思っているということをここでも見た。
それは、奥行き1600×間口1700の在来(タイルの床や壁、ステンレスの浴槽)のお風呂に、システムバスを設置するというものでした。
そして、そこに書かれている数字は「1316」というものだったのです。
お客様には「少しお風呂が小さくなる」と説明されたそうだが、お客様はどれくらい狭くなるかは把握されていなかった。
私が「30センチも狭くなるんですよ」と言うとびっくりされていた。
意味があって狭くなるなら良いが、今回狭くなるのに何の意味もない。空洞になる。
こういう見積りが世間ではとても多い。
今回もそうだったが、大手の会社の営業担当者は工事をいまいち分かっていない。
そして、解体工事を少なく済まそうとしているのか、今の浴室の寸法から、ワンサイズ小さいシステムバスを非常に多くの会社が提案している。
お客様はそれをあんまり分かっていないうちに話が進んでいる。
システムバスには1616というサイズがあり、これは奥行きも間口も1メートル60センチということで、今回のお風呂ならタイルの壁を少し解体したらスポッと収まる。
なぜ、1316を入れる必要があるのか。
お風呂などそんなに何回も工事するものではない。だいたいが1度工事されたお風呂を20年以上ご使用になる。せっかく広いお風呂を狭くしたらお客様は不幸ではないか。
もちろん広いお風呂の方がいいだろうというのは絶対ではない。しかし、選択肢はお客様に与えないといけないし、可能なのに不可能だからと、お風呂を狭くする多くの大手の手法に疑問が以前からある。
大手の家電量販やガス会社はリフォームをするのは良いが、もう少し勉強すべきである。
また、できる限り解体していくというリスクをとり、お客様にできるだけ今と変わらない広さのシステムバスルームを提供していくべきだ。
私がお客ならせっかくの楽しいお風呂のリフォーム工事で、お風呂が30センチも小さくなったらショックだ。
大袈裟な言い回しかもしれないが、人は、現状より生活レベルが落ちたらすごい心が傷つくものだ。
上げた生活レベルは落とせないのだ。
お風呂も然りで、1坪の広いお風呂が0.75坪になったら狭くなったなぁとこれからずっと思いながら入ることになるのだ。
そういう心のケアまでプロならすべきだ。
お客様にはこのような考えはほぼ主張していない。
「30センチも狭くなってしまいますよ。今と変わらない大きさのシステムバスルームにすることは、特に問題なく可能ですよ」と話をした。
私の正義があるので、当然見積りはご依頼いただいた。
私がハッピーな提案をして差し上げようと思っている。
しかし、こんなのは氷山の一角で、無知な営業担当者からワンサイズ小さいシステムバスを購入する人は多くおられる。
これから、このワンサイズダウンのシステムバス問題をもっと声高に叫んでいこうと思う。
人生頑張ってこられた方々の、これからのお風呂生活。
もう先でおそらくお風呂の改修はしない。言わば人生最後のお風呂。それを不満なものにするのは悪であると思う。
昨日、またそんな現場を目にした。
浴室工事もオレンジナイトでお世話になりたいと思いますし、お支払いいただくお金より、ちょっとでも多くのハッピーをご提供したいと思う。