私は仕事を一緒にしていく上で、休みの日に電話に出る人間としか付き合わない。いや、そう決めているのではなく、付き合いたくない。
これは社員だけでなく、職人や取引先全てに思っている。
休みの日にも電話に出るということは、相手は自分に対してそういう気持ちでいるからだと解釈しているし、その逆もそういうふうに付き合っているのだろうと感じるからだ。
時代は変わったと言っても、そこは大切なところではないかと考えている。
当たり前だが、他人に求めているので私も電話には出る。
休みアピールをしてくる人も遠慮願いたい。
いかにも休みモードで挨拶する人。挨拶は仕事ではない。聞いていてしんどくなる。
休みですがをあえて伝えてくる人もいるが、それはそれを聞いて「休みにありがとう〜」と感じる人に言えばいい。
私はそれを聞いても「さよか」としか思わない。いちいち言ってこない人に対してこそ「休みにすみません」と感じるのだ。これはスタンダードではないか。
「休みですが行きます」と言われて相手は嬉しいはずがない。それなら来るなよと思う。
敢えて言わなくても相手もアホではない。きちんと分かっている。そういう人に「休みなのにありがとう」となるのだ。
我々のような仕事をしていると、休みの日に水漏れがあるとか、雨漏りやガラスが割れたとかお湯が出ないなんてことはザラにある。
私は休みでも100%対応している。その際、お客様に「今日休みなのです」とか、それがわかるような服装で伺わない。
気を遣わせないようにするのが美徳なのだ。
でも、お客様はそれが日曜日なら「休みにごめんね」と言ってくれる。それで十分ありがたいと思うし、そのお言葉に「全然大丈夫ですよ」とか「ずっと仕事ですから」とか「呼んでいただいてありがたい」という文言と表情だけ伝えたらいいのだ。
ここで「大丈夫です、家で寝ていましたから」などナンセンスである。
とにかく、休みの日アピールはいらない。
休日用挨拶もいらない。
そんな仕事だけの付き合いなら結構だし、お金だけかよと思うのだ。
いつでも電話に出るやつはかわいいのだ。
その逆もかわいく思っていただけるのだ。