中東情勢の影響で、いろんなものが入荷しない、また、入荷しづらい状況になっています。
システムバス、トイレなどの住宅設備機器をはじめ、防水シートやシンナー、さらに波板、雨樋、塩ビの配管や接着剤。
養生資材を発注しようとしたら、テープやマスカーなどの商品も欠品になっており、代替商品がめちゃくちゃ高いという始末。
この1週間で状況は確実に悪くなりました。
さて、これをどう捉え、アクションするかがこの先の運命の別れ道となる。
リーマンショックやコロナ禍のように、過ぎたあと、後々になって振り返ったとき、「良い思い出話」にできるかどうかは、今このときにかかっている。
商品がないって。
どこかにあると思うんです。
そんな、みんなが一瞬で買い占めただろうか。
情報が乏しいオイルショックのあのときとは違う。
また、戦争を経験していなく、いわゆる平和ボケしている現在の日本で、どれだけの人が危機感をもち、即行動するか。
先週「TOTOが受注を再開」みたいなニュースが出て、一瞬我々の業界はホッとした。
でも、私は停止が受注になっただけだと考えたし、納品されないと意味はない。
責任をとりたくない現代の日本において、大企業がリスクをとるはずがないから、そう簡単には正常化に向かわないと思っている。
いや、私が大手の責任部長であっても「絶対大丈夫」という、誰が考えてもそう判断する状況に至らなければ、そういう発表はしないと思う。
これからますます建築費、リフォームの工事費用は上がる。
先月、NHKのクローズアップ現代で、5年前から比べ、リフォームの費用は136.1%になっていると放送されていた。
あの番組をどれだけの方が観たか。視聴率から考え、800万人くらいは、いや、モロに客層である800万人が観たと感じた。
そういうのはむしろ歓迎する。実際そうなのだから。
私には現場での実感はあります。取引先から見積りをとらずに自分で積算したときの見積りは、実際に請求される実行予算と乖離する傾向を、ここ数年感じてきたから。
今、3000万から4000万円かかっているうちが建てているテナントやアパート、コインランドリーの実行予算など、5年前とは全然違いますから。
それが136%なんだなと思います。
ますます上がる建築費、そして入ってこない建築資材。
しかし、それでも我々の業界は無くなることはない。
衣食住の1つですから。
無くなるとしたら、変化できなかった会社と個人であり、全体は、また、どこかは残る。
ピンチはチャンスでしかありません。変わるチャンス。
数年後の思い出話を創るとき。
歳をとって、笑い話をいっぱい話すために。
そのときは多少盛って話はするでしょうが、それができるかどうかは今にかかっております。
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