おはようございます、夜な夜な少しずつ作りましたブログです。
私が学生なら、これが夏休みの宿題の自由研究でしょうね。
夏の甲子園の甲子園球場での席について、毎日通っていますと見えてくるものがあり、まとめてみました。
私は中央指定席が好みですから、そこに限っての話です。
中央指定席とは、ネット裏の銀傘(ぎんさん)と呼ばれる屋根のある下の席です。
ちなみに、銀傘は2年後にはアルプス席まで伸びるそうです。現在は球場の外に基礎の工事までされています。
去年はなかった太い基礎の柱が、外周に出現していました。
POPを貼っていますから、違和感なく甲子園に溶け込んでいましたよ。
さて本題です。まず、下の写真の席が全て中央指定席です。
その中央指定席は上段、中段、下段に分かれます。
こちらです。
名称の通り、上の方が上段、真ん中くらいが中段、グラウンドに近いところが下段です。
チケットをとる際はこれは選べます。席の場所までは無理ですが、上中下段だけは選択できるんですね。
人それぞれ好きな場所があると思います。
私もいくつかありますが、それぞれ見え方が変化して楽しいです。
上段は全体が見やすいです。前の席と段差が大きく、前の人の頭があまり邪魔になりません。
また、足元が広く感じられます。
グラウンドから観客席に吹いてきた風が、最上段の後ろの隙間から球場の外に抜けるんですが、そのながれで、上段は常に風が吹いている日が多いです。うちわ要らずみたいな。
中段が一番席の数は多いです。
ただ、中段と言っても1〜9段と、10段から20段では、夏の甲子園の時季では全然違う場所だと思ってください。
何が全然違うか。
それは、太陽の日差しを受けるかどうかが異なるのです。
少し、陽当たりの話をさせてください。
夏の甲子園の中央指定席には、太陽が通る道があるんです。
それが9段と10段の間の通路です。写真の矢印のラインです。
この通路です。この通路から左が9段以下、右が10段以上です。
朝は三塁の方の上にいる太陽が、少しずつ一塁の方に動いていきます。
その移動が、通路を通っているように感じられるんです。
これはこの季節の絶対なんですが、中段の10段から上は陽はあたりません。
上の写真で、矢印にしているラインが、太陽のあたるゾーン(下半分)とあたらないゾーン(上半分)の区分けです。
ちなみに、上を見上げたらこんな感じで太陽がいるんですが、これは一塁の方にだいぶん移動した13時すぎくらいの太陽なんです。
さらに細かく説明しますと、10段から上は陽があたらないと言っても、厳密には私が矢印で示しているラインをまっすぐに太陽が動くので、一塁側に近い方の中央指定席の中段は、15段くらいまで午前は陽があたりますし、三塁側に近い方の中段は、同じように夕方近くまで直射日光を浴びます。
ただ、ほとんどの中央指定席の中段は、10段から上が安全ゾーン、9段から下が日焼けゾーンと認識してください。
ところが、中央指定席の中段の9段から下の席でも、写真に書いている時間で日陰になります。

Screenshot
⚪︎Aの5段の51番なら13時半、⚪︎B71番なら14時、⚪︎Cの席なら14時半というふうに日陰になっていくんですよ。
太陽が3塁から1塁の方向へ動きますから、逆方向である一塁側から三塁側へ日陰は広がっていきます。
9段から下に座っているときは、とにかくその時間まで耐えるんですね。
日陰になったときのあの安堵感、体感温度の変化、体験した人にしかわかりません。
天国かというくらい変わりますから。
それを思うと、アルプス席や外野席、三塁席の観客はタフです。すごい。
この太陽が銀傘で隠れた瞬間。ホッとします。
次に、いろんな中央指定席からの眺めをご覧ください。景色が全然異なってくるんですよ。
ここが1段です。この前からが、中央指定席の下段になります。
私はテレビに映りたくないのと、常に直射日光は嫌なので下段はとりません。中段か上段で観戦するようにしています。
こちらが2段です。
横にはカメラマンさんがおられます。この方が、左手で絞りをイニングが変わる瞬間にギュッと開放されるんです。
その瞬間、画面がパッと広がり、球児がグラウンドに広がっていくように感じられます。
カメラマンさんの手元カメラを覗き込み、タイミングがいつも上手いなぁって横から眺めています。
ここが3段です。
こちらが5段。写真で撮るとすごい遠くに見えがちですが、全然近いですよ。
こちらが13段です。
実際、13段という高さは、常に太陽があたらなく、全体が見え、夏の甲子園で野球を観るにはベストな高さではないかと思います。
それを裏付ける理由として、テレビやラジオのブースはこの13段の高さにあるんですよ。
こちらが19段です。この後ろの20段までが中段です。
こちらが33段です。最上段は35段でありますが、真正面から少し一塁側の一画は、33段が最上段となります。
同じ位置から広角レンズで撮ると、こんな感じで観客が座っているのが伝えられると思います。
写真で見るよりよほど観やすいですよ。写真ほど遠すぎませんし、全体を俯瞰しているような。
また、最上段で落ち着く良い席なので、この33段が最上段になっている、33段の81番から90番は一般に販売されていません。
こちらです。
ここはおそらくABCか、主催者のうちのどこかの招待席です。
10席あり、使われてもだいたい左右の端から2〜3席だけ使用していますから、真ん中の85番周辺は空いています。
会社から来た、みたいな人が座っており、いつも飲み物や記念品を受け取られています。
あ、私は招待されていませんよ。
内情を勝手に分析し、ほぼ使われていないので、広く利用しているだけです。
他人の席をとるのはルール違反ですが、3試合目くらいで、空いている席に移動するのは常連のスタンダードなんです。
もちろん、席のその日の持ち主が遅れてきたら「すみません」と言って皆さん譲られています。
夏の甲子園には、そんな販売されていない席がいっぱいあります。
テレビではアップでは映しませんが、引いた映像では、空席がネット裏である、中央指定席だけに見受けられると思います。
後編はそんな話を中心にまとめてみます。