2018年02月18日

未だに助けてもらっている

オレンジナイトに勤めてくれていて、2年前の夏に病気で亡くなった人がいるんですが、未だに「世話になったから」と電話がかかってきて工事を受注します。

 
今日もエコキュートの取替え工事を発注いただいたらしい。

 
そんなにすごいたくさん契約を上げる人間ではなかったが、1件1件に対して、はたから見ていて丁寧すぎるほど丁寧でしたし、不器用に見えるくらいアフタフォローに力を入れる人でした。

 
何回かお見舞いに行きましたが、最後に「社長、もっと一緒に仕事がしたかった。頑張ってくださいね」と苦しそうな体をわざわざ起こして言われました。

 
仕事というものは目先の結果が評価されがちで、私自身もそうではありますが、目立つタイプの営業マンができる人間かのように思われるものですが、決してそれだけではないと改めて考えさせられます。

 
我々売り手にも記憶に残るお客様がいます。それは一概に気持ちのあるお客様であり、契約額の大小、工事の大小ではない。

それと同様に、買い手であるお客様にも心に残る営業マンがいるようです。

 
長いこと継続していこうと思ったらそこの部分だなと思う。

 
まだまだ足りてない個人としての自分の売り方と、経営者としての評価する目の未熟さに改めて気付かされる。

 
 
その話を今日の夜に聞き、未だに助けてもらっているんだなと感じました。

 
もっと一緒に仕事がしたかったと言われたあの顔。

 
してくれているんだと思いました。

 
だいぶん年上なので「助けてくださいね、甘えておきますね」と心の中で言いながら帰りました。

 
 
もっと頑張ろう。

 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 01:41
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