2014年03月18日

20歳代は大人です

よく本屋さんに何十代のうちにしなければならないこと、というような本があります。

20代はもちろん30代、40代いろいろ売っています。

いろんな事が書いています。

それぞれの年齢にあった役割が説かれています。その中でも、僕は20歳代というのは非常に重要なポイントではないかと思います。

今、大相撲の春場所をやっていますが力士はほとんどが20歳代、年上に見える横綱白鵬や日馬富士も29歳です。番付上位を見るとみんな20歳代後半です。

プロ野球なんかもそうで瞬発系スポーツは20代後半にピークを迎えるのが普通です。

体は自律神経の中の副交感神経が30歳をすぎると急激に低下するからその頃をめどに衰える、というのは以前何かの本で読みました。


心はどうかと言いますと、僕を含めて昨今思考の低年齢化と言いますか、20歳代をまだまだ子どものように捉えがちですが、歴史を紐解くと昔は10代半ばで元服して一人前の振る舞いができていたわけですし、日本を動かした坂本龍馬や吉田松陰の写真を見ると僕はいつまでも年上に見えますが、彼らのなくなったのは30歳前後です。

20歳代にはもう立派な成熟した大人として行動し、すべからく責任は自らがとるという姿勢でのぞみ、本人もまた周囲もよもや「若いから」なんていう感覚そのものがなかったように想像します。

なので、精神という面でみても20歳代というのは荒々しさや未熟な面もあれど40代、50代と対等に渡り合える時期であったのです。


自分自身ももちろんガムシャラに突っ走ります。

そのうえで会社の少なくとも僕より年下の人たちは20代、30代前半という時期を全力で消費してほしい。

若いときにつちかったものって年をとれば「普通に」出来ます。

少々無理をしても死にませんし、未だかつて僕は仕事のしすぎ、遊びのしすぎで倒れた人をみたことがありません。元気なんです20代、30代前半は。

若いからという概念、固定観念を僕はこれから捨てることにしました。

若い者の成長を妨げます。

自分の20歳代はどうだったかと聞かれますと、考え方は完全に今以上に未熟でした。

しかし、仕事は周囲が心配と同情と感心するくらいしました。それは僕の昔を知っている人はみんなそう思っているはずです。

なので一言若い人に言いますが、「働きなさい」と思います。

自分でセーブするんではなく、人生であとで振り返ったときに「あの時俺は、私は本当によく仕事したなあ」と言える人と言えない人では必ず結果が変わる。

一度の人生、そんな期間があってもバチはあたりませんよと思います。


20歳代をこれからはもっと大人とみなして接していこう、ポストを与えよう、仕事を任せよう。そして若い人は自分の可能性を決めたらだめですよと思う火曜日のお昼です。















posted by orangeknight at 11:58
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