2018年05月15日

先生たちは実は若かった

この歳になると学生時代の担任はだいたい定年退職している。

 
小学生の時の担任は私が12歳だと40歳。今。私が40歳なので当然先生も68歳。とっくに定年されている。

 
高校生のとき私は18歳。先生は40歳では、今ではお歳は62歳。

 
昔、先生と言えばすごい大人として感じたものでありますが、30歳の担任など今の私の10個も下。まだまだ若かった。

 
ましてや26歳の担任など失礼ながら子供であり、当時は尊敬の眼差しで眺めていたが、こちらが40歳となると26歳は本当に可愛く感じる。

 
26歳は男も女も肌はピチピチ、ヒゲもアゴくらいにしか生えないし、女というよりまだまだ女子、守ってあげないとと親心が出る年齢。

 
なぜこの話かというと昔の担任がリフォームの仕事をくださるから。

同級生が先生をしているから。勉強は確かにできたが、あんなにふざけた奴だったのに。

子供の担任を見ていると、姿かたちは私が普段ガミガミ説教しているような20歳代であるから。

 
 
懐かしく思う。小学1年生のとき休みの日に先生に明石のプラネタリウムに電車で数人連れて行ってもらった。

 
小学2年生で掛け算の九九を暗記し、星印のハンコを覚えられたところから押してもらった。嬉しかった。

 
3年生では家庭科でべっこう飴を作った。その従業中にふざけたクラスメートを先生が平手打ちして鼻血が出ていた。先生はその日、そいつの家に謝罪に行っていたが、熱い気持ちの先生だった。

 
4年生ではクラスでゲロを吐いた子がいたが、先生は全員をクラスから出し、きつい臭いの消毒を一人でしていた。当時はそこまでと思ったものだが、今となれば危機管理能力が長けていた。先生は女性で当時30歳代であったがのちに校長にまでなられた。

 
5年、6年は同じ先生。最高に可愛がってもらった。ダンスを恥ずかしがる私の手を持ち一所懸命「恥ずかしがらずに全力でやるのがカッコイイ」と私に教えてくれた。

 
もちろん中学、高校とまだまだ思い出はありますが、先生はみんな昔は若かった。

 
それに比べて自分は歳だけとって子供のままだなぁと感じることありませんか。

 
私は最近よくそんなふうに思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:40
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