2019年02月06日

リーダーはスタンダードである必要はない

国会議員の細野さんが自民党に入ろうとされている話題において、なぜマスコミは昔の路上キスとかの話を前面に出したがるのか。

 
過去のことでしょうと。そんな事多くの人に経験があるでしょうと。だいたいあの細野さんの容姿とキャリアでモテない方がおかしいと。私は普通に思うのですが。

 
副総理の麻生さんが、公で言ったら怒られるような事をまた言った。そうしたら、またいつものそこだけ取り上げバッシングが始まる。

 
発言撤回したって心の中ではそう思っていますよ。

だいたいあのくらいの年齢のおじいさんはああいう意見は多い。我々世代では考えられないような価値観を今の80歳、90歳は持っている。そして、これはおじいさんだけでなく、おばあさんも持っている。そんな騒ぐことではないとその世代は思っている、と、私は思っている。

 
政治家は聖人君子でなければいけないのか。

 
真面目だけが取り柄、小遣い3万円、夕方にはきちんと家に帰ってきて家族と晩御飯を食べ九時に就寝、日曜日にはハイキングにでも行くような「きれいな」人間が政治家であることを今の日本人は求めているのか。

 
いや、私はそんなことはないと思います。マスコミがそういう風に世論を操作しているのです。

 
多くの普通の日本人は分かっている。そんなこと問題で無いことを。

 
一概に言えますのが、少々偏りがある人間の方がある特定の物事において結果を出します。もちろんスタンダードな人も必要で、いろんなタイプが混在しているからこそ良い組織はできるのですが、特に政治や芸能や経営者で大きな結果を出している人は偏っているからこそでしょうし、そうだからこそ結果を出しているのではないでしょうか。

 
少し前まで公然と政治家に愛人はいたし、それが認められていた。2人でも3人でも4人でも。最近までの大物政治家では当たり前ですし、それこそ明治からの歴史の教科書に出てくるような政治家でそれが無い人はほとんどいません。

 
芸能人もそうです。勝新太郎や石原裕次郎を誰もがカッコイイと思ったのはなぜか。津川雅彦や松方弘樹に憧れませんでしたか。坂田藤十郎などああだからこその芝居ですよ。

 
やたらとマスコミが叩きますが、毎日休まず朝から晩まで働いているが、数年ずっと赤字の会社の社長のもとで働くのと、ツイッターで1億円をプレゼントし、二回離婚してかわいい女優と付き合って、宇宙に行くんだと豪語し、会社を成長させている社長のもとで働くのでは従業員はどちらが幸せか。

 
政治家は良い政治をしたらそれで良いと思います。プライベートなどどうでもいい。

法治国家ですから犯罪はいけません。もちろん人間的にも優れていた方が良いですが、しかし、政治家は国民を県民を市民を幸せにし、国や県や市をより良くする人間がすべきであり、そこに真面目度が最優先ではないと思うのです。

 
この国を、より子供達の時代に今より良い世の中にしてあげたかったら、目先のつまらんスキャンダルやでっちあげで、優秀な政治家を潰したらいけませんよ。

 
田中角栄とか大野伴睦とか、最近では小泉純一郎とかカッコイイじゃないですか。しかし、おそらく身近にいたら付き合いに困りますよ。でも、そんな人たちだから強烈に引っ張れたんだと思います。

 
政治家としての能力がある人には、少々のことやプライベートのことではマスコミみたいにグダグダ言わず、みんなで応援することが肝心です。それがひいては我々普通の人たちのためになります。

 
排除排除、退場退場の現在の風潮では一芸に秀でたリーダーは育ちません。我々は自分たちで自分の国や県や市の将来を、悪い方向に導いてはいけないのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 16:24
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