2020年02月28日

若いときの苦労は買ってでも

若いときの苦労は買ってでもしなさいという言葉、この言葉というか格言が私の20代を支えた。

 
特に誰かに言われたわけではない。

 
母に教わったのか、知っていて、そう、20代の頃は意味もよく考えなかったのですが、何か苦労、苦労というか苦難があると、自分自身にそう言い聞かせて逃げずに真正面から向かっていった。

 
今思えば苦労なんてものではないようなことでも、20代の頃はそう感じたこともある。そんなとき自分にそう言って取り組んだ。

 
42歳になり一つ思えるのが、当時から自分の仕事に真剣に取り組んだから苦労が多かった。

 
苦労とは仕事に全力を傾ければ傾けるほど比例して増えるものだと今は思えている。

 
真剣に取り組めば取り込むほど問題意識は増しますし、危機感は倍増する。

 
フェンフェンでは気付かないことに多々直面する。

 
それらは苦労という形で結晶化し、物事の本質の直前に出現する。

 
今、20代の人に自慢できるのが逃げない体質がついた。そして、一所懸命する人間になったことです。

 
私は10代の頃そういうものに出会わなかった。だから苦労はなかった。

 
しかし、20代で今の仕事に出会った。不安もすごいあったがそれも考えたくないし、とにかく一心不乱にのめり込んだ。

営業という仕事の湯船に肩までどころか頭まで浸かった。無理して、意識して浸かった。浸かってみようと努力して浸かった。

たくさんのものを犠牲にもしたと思う。体にも負担を与えたと言い切れる。

 
現在の私は目先の困難からは逃げない。絶対たち向かえる。一所懸命できる。だからリターンは形あるものから無いものまで普通より多めに享受できている。

 
お客様からも毎月たくさん仕事を依頼いただける。一度お世話になったお客様からの見積りの依頼は全てやるのを前提としたもので仕事が切れたことは正直ない。

 
 
若い頃の苦労は買ってでもした方が良いと心から私も思う。

 
いや、今も若いからまだまだ苦労を買ってでもする。それが大切だと今は理解できているから若いときみたいに自分に言い聞かせなくてもできる。

 
昔の人はそんなことを我々に教えたかったのかなと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:32
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