2020年06月12日

シリーズ「リフォーム屋の社長のうんちく7」

ウォシュレット。正式には温水洗浄便座と言います。ウォシュレットはTOTOの商品の名前ですね。

 
こんなことはうんちくではないのですが、ウォシュレットやシャワートイレと各メーカー呼称しますが、大まかに機能は同じです。

 
どんな機能かと言いますと、ウンチをして汚れた肛門を洗う装置であります。

 
 
ここからが本題なのですが、各メーカー、そして機種によってその洗い方と言いますか、水が肛門に当たる感じが違います。

 
まずはLIXIL、基本的にピンポイントを狙います。そんな風に思って開発をしていると思います。

 
シャワーの水圧はTOTOやパナソニックよりも強いです。ピンポイントだからかもしれませんが。

 
オレンジナイトの某社員は、私が「なんでそんなにトイレが長いのか」と尋ねると、トイレでシャワーの水を肛門に当て、それで便意を促していると言っています。

おそらくそんな方はちらほらおられると思いますが、それならLIXILの水圧がお勧めです。肛門の中に水が入ると思います。

 
あえて商品を指定するならアステオです。サティスでは圧は強いですが水がまだバラけます。プレアスでは水量が減った気がします。モデルが新しいからか。

現行品ですが、今のラインナップで最も古いアステオは水量があり、ピンポイントです。

 
パナソニックのアラウーノのL150、S141どちらもスタイル、洗浄時の流れ方、省エネ、そしてフチの形状、素晴らしいトイレですが、シャワーの性能はLIXILやTOTOがワンランク上です。

 
それでも十分なのですが、まだパナソニックはシャワーの水が洗練されていない感じがする。ベチャベチャと広範囲で肛門に当たる。

個人的には上位機種のL150はもっと素敵なシャワーがほしいなぁと思います。

 
ノズルは金属で衛生的なんですが。他の機能は最高なんですが。

 
TOTOはウォシュレットでは一番でしょう。最もネオレストに関してです。他のGGやピュアレストなどの安価な機種は特に感動はありません。

 
しかし、ネオレストのシャワーはひと言で言うとエレガントです。水がきめ細かい。空気が入っているからだそうですが、確かに水泡の周囲に空気を感じます。

 
除菌水にどれだけの効果があるのかわかりませんが、あの便器一面にシュワッとほとばしる使用前の演出はそれだけで所有する喜びを与えるでしょう。

 
また、ジャーというシャワーではなく、だだだんだだだんだだだんと規則正しく噴射されているような当たり方、やはり素晴らしいでしょう。

 
 
当然好みもありますし、うんちくは私の主観です。肛門が前の方の人や後ろの方の人、痔などの病気がある人や人それぞれに合う合わないがあるのですが、各メーカー、機種によって結構そのシャワー性能違うんですよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:22
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