2020年07月13日

コロナの今と後のコンビニ

先日もコンビニのレジ袋のことを書きましたが、コロナの影響で(コロナ自体はたいした病気ではないのですが、マスコミに煽られ、それからもたらされる人の心理面と経済的ダメージを私はコロナの影響と考えています)これから急激にコンビニは変化すると思います。

 
もっとも、我々リフォーム屋も、これから変化していかねば生き残れませんが、それを踏まえて今日はコンビニ。

 
空き時間があればこんなことばかり考えているのですが、コンビニってそういえば東日本大震災の時はすごい重宝がられ、店舗はますます増え、この辺りの店はみんな夜は照明を半分にして「絆」を象徴する存在でいた。

 
商売そしてインフラとして、東日本大地震では追い風だったが、コロナでは完全に逆風にみえる。

 
いわゆる「おうち時間」においてコンビニは需要がない。ましてや街中や学校周辺にあるコンビニは人が出社、登校しないから普通に考えたら売上は皆目となる。

 
接触を怖れ、レジの前にビニルを張り、カードやスマホ決済を勧め、お金をトレーに入れて渡すのであれば店員は必要ない。

 
ましてやマスクをして表情も見えず、モゴモゴと何を言っているのかわからない店員が多く、マスクをしている心理的影響でしょう、ありがとうの気持ちも薄くなり、機械的に働くようになる様を見ると、その存在が不要となる日は遠くないと予想する。

 
24時間営業がもてはやされた20年前とは違う。

しかし、私も大学時代にコンビニでアルバイトをさせてもらっていましたが、当時から深夜の採算は郊外店ではあっていなかった。

だってお客は1時間に1人とかザラです。元はとれないと学生の私でも思っていた。

 
コンビニのオーナーをイメージすると60歳くらいの「おっさん」でしょう。あえておっさんと書きましたが、おっさんになると深夜はしんどいです。私、43歳ですが、10時になると眠気がきますから。

ましてやこれからおじいさんになってくる。おじいさんが夜中の3時はしんどいですし、死んでしまいますよ。

 
ということは深夜は無くなります。完全に。AIを入れても一人は人がほしいビジネスモデルですから。

 
コンビニの店が2年くらい前から減っているということは、若いオーナーが増えていかないということですからこれから高齢化で店は消滅していく。加速する。

 
コロナ。コロナを怖れるがあまりその対策を「人との接触を減らそう」としているコンビニはその結果として「人を無くしたら人との接触は無くなる」という結論に至り、人が、そして店が淘汰される。

 
コンビニはどんどん変化する。店からは間違いなく人がいなくなる。そして店自体も減る。レジ袋は必要かと毎度毎度客に聞いている場合ではない。きつい言い方かもしれませんが「私は必要か」と毎度お客に聞いているように私には聞こえる。

 
そんなふうにコンビニを考え、他人事ではなく危機感をリフォーム屋は持つ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 21:11
ページトップ