2022年01月13日

コロナと大東亜戦争

都知事がまたもや宣言の要請を検討していると報道されている。正気の沙汰か。

 
偉い人は分かっているはずだ。オミクロンがもはやただの風邪だと。

 
それなのにまだ方向性を変えないのはなぜか。

 
 
大東亜戦争に向かっていくとき、偉い人は分かっていたはずだ。このまま開戦したら日本は米国に必ず負けると。

 
実際に当時米国などに行ったことがあるような、世の中を動かしていた層の人間は、勝てるはずがないと考えていた大東亜戦争。

 
しかし、マスコミは日本は神国で、世界のどこにも負けないと煽った。

 
日本は日露戦争に勝つような国力があると、まだまだいけるとの世論だったらしいが、実際はもうそのときは国家予算もガタガタで、裸の王様状態だったと言われている。

 
それなのに。

そんな奴のことを、本当の愛国心がない奴だというのではないか。真実を進言するのが愛国者である。天皇が滅んだらどうするんだと心底思う。

 
軍部の暴走と言われているが、マスコミがガンガン煽り、そしてそれを真に受け、戦争こそ正義である、それしかないと突っ込んだのは我々大衆だ。

日本は強いというプロパガンダを欲したのも我々大衆だし、売れるからとこれでもかとばら撒いたのはマスコミである。

 
当時、戦争などとんでもないと言えば非国民とされ、差別を受けたと言われている。許されなかったのだ。

 
そして、その大多数の世論に押され、偉い人たちは負けると分かっていた戦争に突っ込んだ。

 
 
コロナと同じように映る。

 
大衆を操作するマスコミ。そこには必ず利権やお金が絡み、特需を受ける人間が存在する。

為政者は真実を知っている者の方が多いが、ポピュリズムに迎合し、また今の地位を守るために、世論の波にいっそのこと乗ろうとする。

 
日本人の特徴かも知れないが、大多数の意見を大事にする。

 
「みんな」という単位こそ正義だとする。戦争から何も変わらない。

 
 
都知事や府知事は間違ったリーダーシップで人気を取ろうとし、総理大臣は今後世論が「コロナは大したことない」というものに寝返っていったとき、ワクチンが余りまくり、ブーメランを食らうのを予想し、ワクチンの残飯処理を大衆に迫る。

 
 
果たしてそれでいいのか。

 
 
多様性、多様性と言われる昨今。また昔と違い、情報を自分で掴みにいける現代社会。それぞれが自分で考え、それぞれに意見を持つ事が大切であると思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 17:51
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