最近、建築業界でなくても耳にするウッドショック。
 
米国や中国ではコロナが落ち着いた現在は景気が非常に良いようで、いわゆる「おうち時間」が見直され、住居の新築の需要が旺盛となり、今までにないくらいの量の材木が使用されているらしいです。
 
そこに木を使うので、日本に輸入していた分の木が入ってこない。また入ってきても高い。
 
これをウッドショックと言っています。
 
現に我々の材木の仕入れ値も、今まで柱1本が2400円だったものが3120円、3360円と1、5倍近くになってきています。
 
また、今までは「30本ください」というと「へい、まいど」の受け答えが、今は「30本ください」というと「10本にしてくれへんか。なんとか集めるからとりあえず10本で」となっています。
 
市場の原理からしても、日本が㎥あたり10000円(木は立方メートルが単価となります)で買うと言っているところを、外国が12000円で買うと言ったらそちらに売るのは自然です。なので単価は上がっています。(輸送費が高騰しているのも拍車をかけていると言われています)
 
 
今日はウッドショックから木の話を少し。
 
私、木が好きなんです。建物は木が一番。木造は最高と心から思っています。
 
なぜかと言いますと生きているから。自然の素材の木は建物と共に命が続いている。柱を触り、無垢の板を歩くとそんな気がとてもします。
 
針葉樹と広葉樹という言葉を聞いたことがあると思います。
 
名前のままで、葉っぱの形が針みたいか、広がっているかで見分けがつきます。
 
杉の木、どこにでもありますよね。住宅の材料として最も多用される木です。あれの葉っぱをイメージしてください。
 
針葉樹でしょう。
 
松も針葉樹、葉っぱをイメージしにくいですが、檜(ひのき)も針葉樹です。
 
針葉樹は軽く、加工しやすく、また耐水性に優れているので人気なんですね。
 
 
もう少し書きたかったですが、打合せの時間がやってまいりましたので続きはまた後日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                     
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