2014年12月11日

「女子の武士道」を読んで

「女子の武士道」を読みました。

写真 3.JPG

石川真理子さんの本で致知出版社から出ています。

氏のおばあちゃんが言われたことや、なさったことを書かれています。

武家や明治の女性の強さと美しさがたくさん感じられる本でした。

おばあちゃんが教えてくれたことが「祖母の言葉」として55例挙げられていましたが、全てその通りでありますし、そうありたいなと、また女性がそうであれば男は大きくなるのだろうと思いました。

「歴史は女がつくってきた」この本にもそう書かれていましたが、本当にそうだと思います。

表に出ているのは男ですが、歴史を通じてみると実権は女性が握っていたと思います。

今の大河ドラマの軍師官兵衛でも秀吉は黒木瞳演じる「おね」には頭が上がらないよう描かれていますし、淀殿など最たる例です。

「世の中を良くするのも悪くするのも女次第だ」とこの作者の祖父も言っていたらしい。

「男性は女性の偉さをちゃんとわかっていた」そして女性は男性がそう思っているのも理解していたから「多くを譲ってきた」らしいです。美しすぎませんか!

男子として生まれたからには、また女子として生まれたからにはそれぞれ役割がある。

そして、お互いに尊重しあい、「きれいに生きたら」もっと素晴らしい世の中になるなと感動した一冊でした。






posted by orangeknight at 10:31
ページトップ