セミナー56「契約書で大切なのは印鑑ではない」

リフォーム工事をオレンジナイトとお客様の間で締結するとき、必ず契約書を作成します。

 
そのとき、お客様にお名前を記載いただくのですが、ここで最も大切な事があります。

 
何だと思われますか。

 
基本中の基本です。

 
あなたがリフォームの契約書を書く際をイメージしてください。

 
 
最も大切なこと、基本中の基本は「あなたの名前を書いてください」ということです。自筆であるということですね。

 
 
自筆であなたのサインが契約書にあることが、その契約内容を承諾したという証明になります。

 
印鑑ではありません。だから少し前から政府は印鑑を無くしていこうと言えるのですね。

 
要はサインです。うちの契約書で言ったらこういうことです。

 
契約書

 
 
印鑑は「認め」でも、「実印」でも、はっきり言って「シャチハタ」でも何でもいいんです。

 
なぜ、少し前まで契約書にはシャチハタは不可としていた会社が多いかと言いますと、インクの持ちです。

 
偽造しやすいとかそういう問題ではなく、朱肉なら10年間くらい(10年の保管義務がある)押印の状態は変化しませんが、シャチハタ、それも安いのは薄れるんです。下手したら消えています。

なのでシャチハタは不可といっていましたが、そもそも印鑑自体に不要論が出だしたため、シャチハタも可になってきているんですね。

 
 
よく奥様が契約書を書かれるとき「主人の名前にしておくね」と言われますが、それはダメです。

奥様が記載されるなら奥様ご自分のお名前を記載ください。契約の効力を完全に発揮しませんよ。

 
書いてもらう方も同じです。

 
奥様が書かれるときご主人様の名前を書かれたらそれは本来無効です。なぜならご主人様が書いてないと言えば通るからです。

 
印鑑はご主人様が押そうと奥様が押そうと同じ印鑑なら同じです。

 
何か問題が起こればそのサインは本人のものかどうかが争点になります。

 
 
契約書に名前を記載いただく際はご本人に記載いただく。印鑑はほぼ効力はない。

 
大切な契約事なので知っておいてくださいね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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