セミナー131「システムキッチンやシステムバスを新しくするときのながれ」

システムキッチンやシステムバスを新しくするときのながれをお話します。

 
おうちを建てられて20年から30年、ほとんどの方が初めての取替えですから、どのように進めるのかを知っている方がおかしいですからね。

 
 
「キッチンを新しくしよう」と思われたらスタートは2パターンです。

 
王道は施工会社を決めるというパターンです。施工会社というのは弊社オレンジナイトのような工務店ですね。

 
施工会社を選び、おうちを見にきてもらいます。

この時、単独見積り、相見積もりは施主の判断となります。

 
そして希望を伝え、プランニングしてもらい、見積りをもらい、施工会社と契約です。これが王道です。

 
もう一つのスタートはお客様のみでメーカーのショールームにシステムキッチンを見にいくことです。

 
そして、メーカーのショールームスタッフにキッチン商品の説明をしてもらい、プランニングしてもらいます。

この際、例えばLIXILだけでプランニングするのか、クリナップにもいくのか、TOTOにも行くのかは施主の判断となります。

そして、それを元に施工会社探しとなります。

 
 
前者では施工会社が決まったわけですから、そこからお客様と工務店とが一緒にメーカーショールームに行きます。

 
あらかたは工務店が現場を見てプランニングしていますから、それをもとに確認や、オプションや色を決めていきます。

 
 
後者ではプランニングしたものを施工会社に渡し、そこから見積りしていきます。

ただし、メーカーはおうちを見ていないので、選んだ商品が付く付かない、合う合わないや寸法の問題など、だいたい大きくやり直しになります。

よって、前者で進められる方がオススメですが、ご家族だけでゆっくりと実物を見たいとか、リフォームするかどうか分からないなんていうときは、こちらの進め方も全然ありだと思います。

 
実際、今リフォームをやろうと思っていなかったけど、実物を見たら欲しくなったなんて言われるお客様もたくさんおられますからね。

 
 
前者では、ショールームにて細かい仕様や色が決まりましたら、次は施工会社とメーカー担当者が再度おうちを見にいきます。

 
このメーカーの現場調査があるのとないのでは、やはりトラブルの発生具合が異なります。

 
キッチン現地調査

 
 
堂々というのもおかしいですが、我々施工会社は全知全能ではありません。

おうちの工事全般をやっている分、知識や経験も薄く広くとなっています。

やはり細かいおさまりなどの問題もあり、そればっかり年がら年中やっているメーカー担当者に見てもらったうえで発注するのが安心です。

既存のキッチンを撤去してしまい、設備工事や電気工事が終わり、いざ新しいキッチンが届いたはいいが付かないなんて一大事ですからね。

プランニングと最終的な照らし合わせをするというのは私は大切だと思います。

 
そして、それでよければオーダーがかかります。

 
システムキッチンもシステムバスも全て受注生産、そのお客様にあわせての製造になるので、だいたい商品が仕上がり、入荷するのに3週間くらいかかります。

 
 
そんなふうに進めていくんですね。水廻りのリフォームは。

 
トイレとか洗面台だけだと、ショールームには行かないと言われるお客様は多いですが、キッチンやお風呂となるとほぼメーカーのショールームには行かれています。

 
システムキッチンやシステムバスを新しくするときのながれのお話でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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