今日も不動産の決済をしたんですが、不動産の決済って、リフォームの契約や、他の物の売り買いとはまたちょっと違うんです。
参考までに「不動産の決済(けっさい)」というのは、不動産の売買代金の支払いと、所有権の引渡しを同時に行う手続きのことです。
一般的に銀行で行われ、売主、買主、お互いの不動産会社、お互いの司法書士、金融機関の担当者が集まります。
なので、本日などは、買主私サイドとしては、いつものアルプス土地の山本さん、こちらもいつもの司法書士の荒木先生、銀行の担当、売主サイドは売主さんが2名同席され、売主さんの不動産会社、売主さんの司法書士の計8名が同席していました。
向かいあって座り、世間話をしながら、粛々と印鑑を押したり、通帳や書類を渡したり、決済の一連の作業をします。
思えば最初は緊張したものです。
向かい合って、専門的な人たちが慣れた雰囲気で粛々と進めるんですから。
生まれて初めての不動産の売買は、うちの会社の飾磨倉庫の土地購入でしたから2010年。今から16年前でした。
何が行われているのかよく分からないまま、そのときもアルプス土地の山本さんにいざなわれ、買主として出席したものです。
そこから、まだまだ買主として参加が多く、売主としては数回なんですが、約40回決済を経験して感じることが、冒頭の「違い」なんです。
その違いとは、リフォームの契約や、他の物の売買でしたら、売主が「ありがとうございます」って言うのが定石なんですが、特にそれは必要ない。
かと言って買主が「ありがとうございます」って感じでもなく、お互いにマナーとして「ありがとうございます」とは言いますが、それは、土地を買っていただきありがとうございましたではなく、また、売っていただきありがとうございますでもないのです。
お互いにそんなニュアンスではなく、そのありがとうは契約の履行に対してであり、不動産の決済が無事滞りなく終わり、のありがとうなのです。
そういうのも良いですね。
こちらも買っている客という意識はないです。欲しいから買う。みたいな。
売主も、別に売らないと生活に困るからではなく、必要でなくなったから売る。入ったお金で他に何かしたい。みたいな。
なので、そのお互いのニーズのマッチングにありがとう、ご縁がありましたね、みたいな感じでしょうか。
不動産みたいに、代替のものがない唯一の商品だからそうなのでしょうね。
リフォームなら「仕事をいただきありがとうございます」っていう想いのありがとうです。
どちらが良いとか、悪いとかそういうのではなく、同じありがとうでも、全然意味合いが違うなぁって、決済のたびに感じます。
posted by 19:27