ランドリージャパン灘のけんか祭り店では、写真のように屋根の正面に切り妻で破風をつけます。
灘のけんか祭りが行われます、松原八幡神社のパロディなのでここにもこだわっています。
ただ、こだわっていますのはその仕上がりで、今朝も板金の親方である柳井さん、瓦の親方である藤田と打合せをしましたが、建築としてのセオリーで正しく、また美しくは仕上げないでほしいという要望があります。
建物の、建築としての完成度が高くなってしまったらパロディではなくなります。
はっきり言って、私がもっと借金して予算さえ出せば、大工も板金も瓦も、みんな腕は最高ですから、松原八幡神社にかなり近いものは建てられます。
でも、それじゃおもしろくないんですね。
松原八幡神社は厳かなもので、あれは立派で崇められてほしい。
そして、このランドリージャパン灘のけんか祭り店の外観は、地域の人に年中祭りを楽しんでいただきたいですし、えらくこだわっているなと思われながら、手も抜いているやんみたいな。
そんなふうに感じてほしい。
なので、親方たちには「貧ぼっちゃま」みたいにしてほしいと伝えています。
正面の大きな瓦が正面からは見えていますが、その裏はそのまま瓦でいかないで、すぐに板金に切り替えて、いわゆる「正面だけやん」みたいな感じにしてほしいと。
普通に仕上げる方が簡単ですし、見栄えも良いのはわかっています。
ただ、パロディなので、「落ちぶれても元上流家庭」みたいに仕上げたいんですね。
幸い、両親方とも、私と歳が近いですから「落ちぶれても元上流家庭」で通じます。
そんな、ある種特殊なこだわりで造っております、ランドリージャパン灘のけんか祭り店。
木工事でもそんなところがありますのでまたご紹介させてください。
ちなみに、私、小林よしのり先生の大ファンです。いや、超ファンです。
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