2017年03月05日

働き方改革とは

「働き方改革」が叫ばれて久しいです。

 
しかし、マスコミのせいか、労働時間の問題と混同してしまうくらい本質が伝わっていないような気がします。

 
労働時間も大切ですが、5時間で結果を出せる人と10時間で結果を出せる人、いろいろ存在するのも事実です。

それを時間のことばかりに注目がいくと、私はこんなことが起こると思うんです。

 
それは「結果を出すのに時間がかかる人が仕事の現場での競争から脱落する」ということです。

 
そもそも働き方改革は労働者の労働時間を守るという意図もありますが、それが一番ではない。全然違う。

 
一番はこれから急速に減っていく人口、そのことで生産性を落とさないように、国の国際競争力を、GDPを落とさないようにするにはどうすれはいいかということを、もっと現場レベルで考えていけということであると思います。

 
自分の体を労働時間は会社に貸与する、という働き方をしている人は淘汰される。

 
8時間働いて8000円、とにかく出勤して時間給を稼ぐという時代は終わりにきています。

 
何も考えずにとりあえず出社するような仕事をしていてはいけない。いえ、いけないというより危険です。

 
そういう仕事はこの10年ですべてAIが代わりにしてしまう。できてしまう。

 
それよりは5時間であろうが、10時間であろうが結果を出すことを考え、必ず結果を出す仕事をやりぬくことです。

 
そういう考え方を持つ人だけが生き残る。それが働き方改革です。

 
いかに少ない労働力で今と同じように、いやそれ以上に結果を出していくことを目指す。それには考えることがいっぱいある。可能性もたくさんあると思う。

 
働き方を変化させる。今、それができなければ滅びるのは会社も同じなんだと私は思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 21:51
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