2013年07月30日

無煙・禁煙手当

来月から給与の仕組みを変更しました。

一番の目的は社員の生活の向上。どこまで伝わっているかはわかりませんが、当たり前ですが僕は社員の事を考えています。

経営者と従業員の関係は、お金の繋がりよりも大切なものがあり、それは「いざ鎌倉」ではないかと思っています。

経営者だけでは何もできない。

勝負するとき、またこういう方向性でいこうと旗を振ったときに「いざ鎌倉」とついてきてくれるのが従業員。

だから経営者は不断の努力で平時にはご飯を食べささないといけない。

少々オーバーな表現かもわかりませんが、この「持ちつ持たれつ」の精神こそが日本的経営であると、契約書で成り立った労使関係ではないと僕は解釈しています。

すごく尽くしてくれる社員がいる。一所懸命にしてくれる者がいる。「一緒に燃え尽きる」と言ってくれるような者には出来る限りしてあげたいなと思うのが人情ではありませんか。

やはり大きな会社になれば自然と自らの担当の仕事のみをこなして終わり、という社員も増えると思いますが、そうではなく「いざ鎌倉」社員をいかに増やすか、これが企業の成長を占うと思います。

これがいつも感じる「考え方」が何よりも尊い基準に繋がります。


そんないろんな思いで今回給与を触りました。

かなりいろんな手当を増やしてみました。扶養手当や皆勤手当はよくあると思うんですが、まず車も増えてくると事故がちょこちょこあるので「安全運転手当」なるものを作りました。

一定期間法令違反や事故が無いという者へ一律いくらというものです。

他にも「資格手当」や「店舗受注目標達成手当」とともに「無煙・禁煙手当」というものを作りました。

もともとタバコを常用していない人や、タバコをやめてから1ヶ月経過して禁煙できた人などに毎月10000円が支給されます。

僕が以前はタバコを吸っていたんでわかりますが、タバコを吸う人は事あるごとに「一服」と称し小休憩をとります。

これをしないと休憩した気にもなりませんし、体が欲するんです。

反して吸わない人は基本小休憩をしていません。要らないんです。

この両者の仕事の内容は一概には言えませんが、時間にしたら毎日1時間〜2時間の差があります(断言します!)。

それを手当にしました。

これでタバコをやめる人がいれば健康促進ですし、やめたらこの10000円と1ヶ月のタバコ代が15000円としたら25000円の経済効果です。

とにかく、みんなで頑張ってお金だけでなくあらゆる面で良い会社になっていけばと思いやっています。

自分たちの手で良くしていくんだと行動していってくれれば、本当にありがたいなぁと思いますし、そうでありたいと思います。
posted by orangeknight at 11:45
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