2018年03月20日

オウムの事件に対して思うこと

地下鉄サリン事件から23年らしいです。

 
早いものです。テレビでとんでもない事件だと観ていた23年前、私は17歳だったのだと知ります。

 
不謹慎かもしれませんが、麻原以外の死刑囚になんとも言えない気持ちが私はある。

 
20歳の純粋な多感な青年期に心を激しく揺さぶらたことでしょう。

 
若いときに現状に対して不安や不満、いや憤りを感じることは決しておかしいことではない。

 
これこそ、この人こそと信奉した人間が麻原だった。

 
入信して10年、30歳になった。

気付けば言われるまままっすぐにサリンをまいた。まいていた。

それが正しいとただ一心に。

 
逮捕され、ある時自分はなんてことをしたのだと思ったかもしれない。

 
自由を完全に奪われて、死刑囚となり23年。

50歳を過ぎた。

 
拘置所から出られる希望はこれっぽっちもなく、さらにいつ死刑が執行されるかという恐怖を抱く人生。

 
俺の人生、いったい何なんだろうと私はなら考えるだろう。

 
自由に時間を使えない。

好きなものも食べられない。テレビを観ることも、当然酒も飲めない。普通の生活が許されない。

 
同じ毎日が単調に繰り返され、知らぬ間に歳をとった。

 
彼らも被害者であるだろう。

 
法には触れないが、ずる賢く世の中を渡って私腹を肥やしている、他人を悲しませている人間はいっぱいいるでしょう。

 
それに対して彼らはまっすぐだったのか。はかない性格だったのか。

 
決して正当化できるものではないですが、誰しも紙一重なような気がします。少なからず私は。

 
ここ数年オウムの事件に対してはそういうふうに思います。

 

 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:06
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