2015年02月10日

呑んでも呑まれるな

電車に乗っても、信号待ちで隣に停まっている車を見ても、ガラス張りのカフェなどを外から見ても、どこでもみんなみんなスマホを見ています。

ある統計によりますと、一日にスマホに費やす時間は平均3〜4時間、多い人では6時間7時間にもなるらしい。

そんな事を書いている私もトータルしたら1時間では足らないと思います。

私のスマホの利用方法は主に社内のみんなとのメールです。

報告メール、連絡メールが99%をしめています。

返信をしないようなものもありますが、一日の終了の報告などへは返信をしていますので例えば5人からきたらその返信が5件、一件につき2分としてももうそれだけで10分となります。

時間を自由に使えそうで便利なメールですが、数に比例してそれに費やす時間は増えてしまいます。


私が恐ろしいことだなぁと思うのがこの時間なのです。

スマホが便利に身近にあることでいつでもスマホでゲームができます。

私は中学生以来テレビゲームをしませんので、一度もスマホのゲームもしたことがないのですが、これは暇つぶしの領域をこえてクセになってしまうようなものであると感じるのです。

一時期私もフェイスブックをしていました。流行りに乗ろうと。笑

そして、書いたことが見られたら嬉しく感じ、人がどんなことをしているのかも気になるから毎日「立ち止まる」ような時間があれば見ていました。

一度見始めるとそれもですがクセになります。

現に私もなりました。

何か見ないと一日が終わらないような。

そして、「いわゆる友達」という繋がりの人々の行動を知っていました。

その時に感じたのが「何か、知らなくていいようなことを知ってしまうことで心にマイナスの作用が生まれている」ということでした。

そして、スマホを片手に持つ自分を客観視したときに「見るのがクセになっている〜」と感じたのです。

そして、それはただの「見る」であり、後に何にも残らない時間であると感じました。

興味だけです。

だから私はフェイスブックをやめました。

もちろんゲームやフェイスブックやLINE(これもしたことが無いですが)を否定するつもりもありませんし、楽しくされているかたはたくさんおられると思うので私見ですが、やめたら何か楽になった自分がいました。

それに費やす時間、そしてクセになっていた画面操作、見ないといけないような衝動。笑

今も横でスマホにメールがきました。

それが来るたびにスマホを触っていたら5分おきにチェックしないといけないのです。

時間にしたら恐ろしい。

今、スマホに私を含めて操られている人が多いような気がします。

便利な機械で操らないといけないのに操られてしまう、そしてゲームやSNS、インターネットをクセで見てしまう。


自分の経験なんですが、それにさく時間の割に何も生まないようなものを排除したらまず、気分が楽になりますよ。そして、時間がことのほか多く復活してきます。

毒舌しますが、スマホで1円にもならない情報を見る時間があるのであれば絶対に本を読んだほうがいいと思います。

1ヶ月にしたらすごい差がつきますし、半年一年したら取り返しのつかない時間となります。

便利なものには力があります。

その力をうまく使う人が勝ち、使われてしまう人が負けるのだと思う。

まるでお酒のようですね。

呑んでも呑まれるなですね。






posted by orangeknight at 15:54
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