2016年01月04日

法律

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今日の日経の23面です。

一つは以前に「もう決まっているから、年が明けたら施行されるんやで」と顧問弁護士の先生に聞いていたので知っていました。

不正競争防止法の改正です。

やはり会社をしていると顧客の情報や営業のノウハウ、企業秘密は守らなければならない義務がある。そして、それを狙う者がいるのも事実。退職して、そのデータで営業をすることを権利と思っている無知な人もいるわけで、そういった類をこれの強化で取り締まって欲しいと思いますし、抑止になればと期待します。

内容が非常に漏洩された側にとって有利なので、今後は大切な情報の全てを一層強く守り、それを漏洩する人に対しては法的な手段を粛々と取り、他社からの情報の入手に対しても訴えられないよう管理していこうと思います。


そして、その右の記事。

社員の発明は「会社のモノ」という特許法の改正ですが、こんなこと当たり前ですよね。会社側としては例えばうちが工事に使う足場を扱っていて、うちの社員が足場をワンタッチで組む方法を思いついたとします。

会社はその発明で新しい足場を作る。ヒットしたら売上が上がる。その社員には特別ボーナス、というのが普通ではないか。

それを、今まではその社員には特別ボーナス、そして、会社はその新しい足場を作らせてもらう権利を、多額の金銭等を払ってその社員から譲渡してもらわねいといけないのですから、それはおかしいと思うのですが、立場上でしょうか。

私が発明してもやはり会社のものですし、会社があったからこそなので、今回の法改正は正しいでしょう。

青色のLEDを発明した社員とその社員の所属する会社がお互いに裁判を起こすなんて悲しいことですし、おかしなことです。


法律もどんどん変わる。法治国家で勝つには法律を知り、法にのっとり、専門家の力を借りなければいけないことを会社をしてから知った。

昔は法に触れるということをさほど大したことだと認識していませんでしたが、現在は命取りになると心から思っています。






posted by orangeknight at 14:56
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