2016年05月07日

ノーリツのつくば工場見学(前編)

昨日は朝4時起きで、茨城県にあるノーリツのつくば工場に見学に行ってきました。

神戸空港を飛び立ち、まだ出来て2〜3年らしい茨城空港に降り立ちました。

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そしてノーリツの工場に直行です。今回はノーリツのシステムバスを生産しているところを学ばせてもらいに行きました。

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座学とラインの見学です。

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今回とても良いなぁと感じたのが、LIXILやTOTOなどの大量生産ラインとはまた違った方式でそれぞれの部材を製作していっているということが、質の高い商品を生んでいるということ。

ノーリツのシステムバスというと、何かマイナーな感じもあると思いますが、実は非常にクオリティーの高い商品なのです。

例えば「お掃除浴槽」と言って、ボタンひとつで浴槽内を全自動で洗ってくれる装備があるんですよ。しかも標準仕様。

また他のメーカーの人造大理石の浴槽が、表面をそれで加工しているとしたらノーリツのは金型にアクリルを100%流し込み、まさしく正真正銘の人造大理石の浴槽を作っています。


そして、今回ノーリツのお風呂の壁が優れていることをご紹介させてください。

システムバスの壁面の柄はだいたいがシートです。石膏ボードを補強して、それにシートを貼っています。いろんな模様の。

ノーリツのそれは違っていて、インクジェットで描いているんですよ。工場内でも機械が何往復もして柄を描いていました。

描いた後にコーティングまでしているからまず艶が違います。

他社のシステムバスの壁は爪で強くガリガリすると傷が行きます。そんなことをなかなかしませんがいくのです、シートなので。

ノーリツのシステムバスの壁はいきません。鉛筆のH以上の硬度なので爪の方が柔らかい。ということは傷がいきにくんです。触りましたが確かに違います。イメージは冷蔵庫の表面とピアノの表面の差くらいあります。

そして、マニアックですがこれが良い。シートであればボードを巻き込むので断面までコートしますが、インクジェットは表面を描く。ということは断面はこのように白いまま。側面です。

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これが何を意味するのかというと、パネルが2枚、3枚と連続柄が可能なのです。

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富士山が繋がっているでしょう。

シートでは表現できない技法です。皆さんのお家のお風呂の壁をご覧ください。システムバスであれば長方形のパネルが並んでいて、似たような模様にはなっていますがパネルの継ぎ目の目地を挟んで柄は連続していないと思います。

些細なことですが、すごいことだと思うのです。これにより浴室内の広がりが一気にでます。

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そして、これも案内してくださった方が仰っていましたが、シートでは在庫切れがあるがデータなので例えば20年後でも同じ柄が再現できるのでアフターにも優れています。


他にも鏡の超親水性や0,75坪のお風呂を増築せずに1坪へなど、独自のものをいろいろ学びました。


私は、お客様に出来る限り質の良いものをお使いいただきたいと思っています。

そして、決めるのはあくまでお客様ですが、選択肢は数多くご提案するのがプロであるし、受注することだけにこだわって提案したらいけないと思います。

だからいろんなものをまず我々が知らないといけないと考えています。

今回の見学でまた新たな、そしてどこのチラシにも載っていないようなものをご提案できるようになったと思います。

それとこの工場、働く人が皆さんきちんと挨拶してくれます。

お辞儀の角度も深い。この角度のお辞儀は今の日本人は自然にできないので、会社できっちりと皆さんで学ばれているのだと思いました。とても気持ちよかったですし、見送ってくださるときも20人くらいの方がバスが見えなくなるまでこちらを見てくださっていた。こういったところも見習う点が多々ある工場でした。














posted by orangeknight at 09:47
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