2019年04月19日

赤字の責任は経営者にしかない

今日の神戸新聞の9面です。

 
神戸新聞

 
 
毎日毎日LIXILの商品を販売しているものとしてひと言。

 
「ダサい」

 
 
オーナーが社長として雇った人間を、やはり方針や考え方、価値観が合わないからと辞めさせるのは普通であると思いますし、どんな組織でも最後は好きか嫌いか、可愛いか可愛くないかですから、今までの問題に関してはそこまで騒ぐ必要はあるのかくらい思っていました。上場企業は大変だなと。

 
いわゆるパワハラメールも同じです。新聞紙上だけの情報ですが「分をわきわきまろ」発言ですか。

なんでもかんでもパワハラと言い出したらすべて世の中はパワハラです。つまらないと感じていました。

 
しかし、今日の新聞の、赤字を経営者がお互いに擦り合うのはダサい。ダサすぎます。

 
従来予想の黒字15億から530億円の赤字。良いじゃないですか。しょうがない。倒産しないでしょう。黒字もあれば赤字もあります。

 
それをあいつのせいだと言うのは経営者として最低です。

 
赤字は経営者の責任です。

 
また、辞めるという事でとれる責任って本当に楽です。羨ましい。

 
例えばうちの会社で「5000万円の赤字でした。責任をとって辞めます」と言って良いならそんな楽なことはありません。

 
私が辞めてもその5000万円はそのまま私個人に覆いかぶさってきます。逃げられない。いつも覚悟しています。

 
 
赤字を理由に辞めますは本当にカッコ悪いです。私の責任ではないという雇われた経営者も同じです。

 
「自分の責任だ。株主、従業員のみんな、見ていてくれ、次は絶対に黒字にするから」くらい言えよと思いませんか。

 
記事を見て、毎日LIXILの商品を売っている人間として感じた事でした。

 
LIXILやそこの社員の方々には本当によくしていただいているので余計に思うのです。また怒られそうですが。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 15:47
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