個別指導 魚住リフォーム塾

個別指導 魚住リフォーム塾

「リフォーム工事」というコトに対し、多くの方々に一層関心を持っていただきたく、こちらのコーナーを始めました。
リフォームってわくわくするものなんです。本当に楽しいものなんです。
そしてそんな仕事を生業にしている事を誇りに思って取り組んでいます。
そんなリフォームのいろんな事を、20年間現場でやっている目線でお届けできればと思っています。

2021年07月30日

セミナー120「瓦はほとんどの部分が固定されていない」

屋根の上を歩いたことがありますか。

 

ぜひ、歩いてみてください。

 

屋根っておうちを守ってくれてるなぁと気づきが得られますし、10年、20年、そして30年経つと、意外と傷んできているのが分かります。頑張ってくれているんですね。

 

写真のような瓦屋根の上を歩くと「ガチャ、ガチャ、ガチャ」という音がなります。陶器の器どおしが押し合い、擦れるような音です。

 

瓦が動くので音がなるのです。

 

そうなんです。瓦はほとんどの部分が置いているだけなんですよ。

 

 

屋根工事

 

厳密に言うと、屋根の瓦は「葺く(ふく)」という表現をするように、置いているのではなく重ねて並べているのですが、固定はされていないんです。

 

最近の瓦は、瓦と瓦がロックされる構造のものも多数ありますが、築20年以上経過した和型の瓦の屋根は、通常は一部分しか固定されていません。

 

屋根を上から見るとこのような形になっています。

 

屋根工事

 

 

一枚一枚釘で打たれて下地の板(野地板)にしっかりと固定されているのは、下の写真のオレンジ色の部分。

 

黄色い部分は並べているだけです。

 

屋根工事

 

 

なので黄色い部分は指1本で瓦はめくれます。

 

屋根工事

 

 

これは間違った施工ではなく、それが通常の工法で、私も初めて屋根に上がり、職人さんに教えてもらったときは驚いたものです。

 

建築基準法でも「2枚通りまでは1枚ごとに緊結するように」と定められているんですね。

 

 

ただ、釘で打たれていないからといって、瓦がすぐにずり落ちるかといったらそうではありませんし、建てられて30年もしたおうちですと、釘で打っている部分でも釘が錆びてやせ細り、スカスカの状態になっていることもあります。

 

なのでやはりそれくらいの年数になると一度屋根はメンテナンスした方がいいとは思いますね。

 

だいたい瓦の寿命は50年くらいです。

 

ただ、歯と同じで、きちんと並んでいる状態をキープしていけば、多少瓦が痛んでも60年、70年大丈夫です。

 

固定されていませんので、瓦がグラグラ動き出した状態だと築30年、40年でも葺き替えが必要になるんですね。

 

 

意外と知られていない、瓦はほとんどの部分が固定されていないという話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by orangeknight at 10:28

2021年07月28日

セミナー119「これがおうちの周りに埋まっている配管です」

おうちの周りに埋まっている配管。あまり普段目にされないと思います。

 

こんな風に設置していっているんですよ。

 

設備配管

 

分かりにくいですけど勾配がとられています。

キッチンでも洗面でもトイレでも、水や汚物を流したら道路の方に流れていってもらわないと困りますよね。詰まってしまいます。

 

水の勢いで流れるよう、配管は全てゆっくりとした勾配をつけています。

 

設備配管

 

 

雨の水と汚水と呼ばれる下水道に流れる水は分けなくてはいけません。

 

では、どちらが雨用でどちらが汚水用でしょう。

 

設備配管

 

設備配管

 

 

 

正解はこちらです。

 

設備配管

 

 

トイレの外の配管はこんな風になっています。

 

設備配管

 

これが中です。

 

設備配管

 

 

こんな風にトイレを設置するんですよ。

 

設備配管

 

 

配管もなかなかおもしろいでしょう。

 

職人技ですし、よく考えられていますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by orangeknight at 12:05

2021年07月23日

セミナー118「お風呂のリフォームの工期」

お風呂のリフォームはだいたい20年から30年でされる方が多いです。

 

タイルのひび割れや全体の劣化、給水や給湯設備の不具合などがそれくらいに顕著になっているからだと感じます。

 

 

こちらの写真のようなお風呂を在来工法のお風呂と言います。

 

お風呂の工事

 

タイルの床や壁で、浴槽を据えて作っていっているお風呂ですね。

 

今は非常に少ないですが、30年くらい前だと戸建てではほぼ100%がこのような工法で作られています。

 

 

対してこちらはユニットバス。今はシステムバスと呼称する方が一般的です。

 

お風呂の工事

 

 

ユニットバスもシステムバスも同じです。

 

我々建築関係どおしでは「UB」と言いますが、お客様には「システムバス」と話します。

 

ユニットバスと言うと、お風呂とトイレがセットになっているような、あの昔ながらのタイプが連想されるので、名前も変化していったのではないかと思いますね。

 

 

ではお風呂のリフォームの工期ですが、一番早いのはユニットバスからユニットバス(システムバス)です。マンションではまずこれです。

 

なんといっても解体が簡単。工期は2〜3日です。お風呂に入れないのは2日間となります。

 

 

在来のお風呂からユニットバス(システムバス)へのリフォーム、これが戸建てでは一番多いのですが工期は5日間です。

 

お風呂に入れない期間は4日間だとお考えください。

 

タイルを解体するのがかなり大変です。タイルの下にはコンクリートがいまして、そこもバリバリと機械ではつり(壊す)ます。

 

解体に丸々1日、おうちによっては2日かかり、そこから床下にコンクリートを打ち、設備工事や電気工事、そして組み立てとなっていくのでその分日数が伸びます。

 

 

ほとんどないのですが在来のお風呂から在来のお風呂へのリフォーム。こちらはその仕様によってさまざまですが、1週間から2週間くらいは工期としては考えていた方が良いと思います。

 

 

お風呂を工事する際、ほとんどのお客様から「何日間くらいお風呂に入れませんか」と聞かれます。

 

お風呂リフォームでの最大の関心事はそこなんですね。

 

日数、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

posted by orangeknight at 10:45
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